先日、荒川へシーバスとチニングに行ってきました。
朝マズメはサクッとシーバスを狙い、その後チニングへ変更。
チニングではかなりの数のアタリがあり、最終的には47cmのクロダイをキャッチすることができました。

ただ、内容としては「うまく釣れた」というよりも、
もっと魚を獲れたはずなのに、自分のセッティングや釣り方の問題でかなり取りこぼした釣行
だったと思います。
今回特に感じた失敗は、次の4つ。
- リーダーが短くラインブレイクした
- フック強度を考えずにやり取りしてフックが折れた
- ショートバイトをうまく掛けきれなかった
- 軽いシンカーではリグが底から浮いてしまった
結果的には魚を釣ることができましたが、振り返ってみると改善点だらけ。
これからチニングを始める方にも参考になる部分があると思うので、今回の釣行を振り返りながらまとめてみます。
今回の荒川チニングの状況
釣行日は2026年8月9日。
まず4:20頃からシーバスを狙い、6:00頃からチニングへ変更しました。
チニングをしたのは、およそ6:00〜8:15です。
東京(晴海)の潮位では、この日の干潮は7:52・44cm、次の満潮は16:06・176cm。
つまりチニング開始時は下げ潮のかなり終盤で、釣行途中に干潮を迎え、その後は上げ始めというタイミングでした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日付 | 2026年8月9日 |
| 場所 | 荒川下流部 |
| チニング時間 | 6:00〜8:15頃 |
| 干潮 | 7:52・44cm |
| 潮のタイミング | 下げ終盤 → 干潮 → 上げ始め |
| メインワーム | クレイジーフラッパー2.4インチ |
| シンカー | タングステン5g.7g.10g |
| PE | 0.6号 |
| リーダー | フロロ12lb |
| 釣果 | クロダイ47cm × 1 |
実際に魚が出たのは下げ止まり前。
手前のゴロタと、その先の地形が変化するあたりで反応が出ました。
最終的には47cmをキャッチできましたが、それ以外にも40cmクラスと思われる魚のバラシや大型のラインブレイクがあり、ショートバイトも多数。
魚からの反応自体はかなりありました。
だからこそ、セッティングがもう少し煮詰まっていれば釣果を伸ばせたのではないかと思います。
失敗① リーダーが短くてラインブレイク
最初の反省点がリーダーの長さです。
今回使用したのはPE0.6号+フロロ12lb。
チニングとして極端に細いリーダーではないと思いますが、問題だったのは太さよりも長さでした。
チニングをしていた場所には手前にゴロタがあり、魚を掛けた後はどうしてもラインが障害物付近を通ります。
実際、一度良い魚を掛けたもののラインブレイク。
リーダーは余裕を持って1.5mくらいは取っているのですが、
ちょうど魚がヒットしたときはゴロタの際と並行してボトムを引きずっていました。
普段やらない角度だったので、痛い目に遭ってしまいました、、そしてクロダイにも申し訳ない。
ここで改めて感じたのが、
リーダーは単純な引張強度だけで考えてはいけない
ということでした。
その後はリーダーを約2m確保
ラインブレイク後はリーダーを長めに取り、最終的には約2m少し確保しました。
特に今回のような、
- ゴロタ
- 牡蠣殻
- 石
- 護岸際
などが絡むポイントでは、魚とのファイト中にどこへラインが触れるか分かりません。
PEは直線強度こそ高いものの、擦れには強くありません。
リーダーを長く取ることで、魚が手前へ寄ってきた時にもPE本線が直接障害物へ接触する可能性を減らせます。
もちろん長ければ長いほど良いというわけではありませんが、根ズレの可能性がある場所ではリーダーの「太さ」だけではなく「長さ」まで考える必要があると感じました。
むしろリーダーは細くても長くした方が良いかもしれないですね。
失敗② フック強度を考えず強引にファイトして針が折れた

今回一番驚いたのがこれ。
魚を掛けてやり取りしている途中で、なんとフックが折れました。
使用していたのはキロフック#1。
これまでチニングでこのフックだけで10枚以上は釣っていると思います。
チニングでフックを折られた経験がなかったため、ドラグもかなり強めに設定していました。ちょっとでもドラグ出すと擦れて切れそうですし、、、
結果として42-43cmクラスと思われる魚を掛けて水面まで浮かすものの、
ランディング前にバラしてしまいました。
単純に「フックが弱い」とは言い切れない
ただし、今回の件だけで、
「キロフック#1ではクロダイに弱すぎる」
と結論付けるつもりはありません。
今回非常に多かったのがショートバイトです。
しっかり口の中へ吸い込んでカンヌキ付近に掛かっていれば問題なかったものが、唇や歯周辺など、フックに負荷が掛かりやすい位置に掛かっていた可能性もあります。実際にこの後釣った魚も唇にフッキングされてました。
フックは同じ強度でも、力が加わる位置や方向によって伸びたり折れたりする可能性があります。
さらに今回はドラグも強め。
いくつかの条件が重なった結果だった可能性があります。
とはいえ、大型のクロダイが出る場所で強引にファイトするなら、
フック強度まで含めてタックル全体を考える必要があると感じました。
フックの強度について詳しく知りたい方へ
フックの線径と強度の関係については、こちらの記事で詳しく考察しています。トレブルフックメインですが、中々奥が深そうです。
失敗③ ショートバイトをうまく掛けきれない
そして今回最も苦戦したのがショートバイト。
アタリそのものはかなりありました。
ところが、なかなかフックアップしません。
「コツッ」と小さく出るだけだったり、ワームを触って終わったり。
明確なバイトが出ない時間が続きました。
そこで、
- ワームを変える
- 巻き速度を変える
- 通すコースを変える
などを試していきます。
最終的に何とか47cmの良型をキャッチ。
ただ、今回のバイト数を考えると、1枚という結果にはまだ改善の余地がありますね。
フック形状も考えてみたい
今後試してみたいのがフック形状。

単純に強いフックへ変更すると線径が太くなり、今度は刺さりが悪くなる可能性があります。
逆に細軸にすれば初期掛かりは良くなるかもしれませんが、今回のような強引なファイトでは強度面が気になります。
また、ゲイプ幅やフックポイントの向きなどによっても掛かり方は変わります。
この辺は今後実釣を重ねながら検証してみたいと思います。
失敗④ 軽いシンカーでは底から浮いてしまった
チニングを始めた頃は、
「シンカーは軽い方が自然に食わせられるのでは?」
と思っていました。
しかし今回改めて感じたのは、
軽ければ軽いほど良いわけではない
ということです。
今回メインで使用したのはタングステン7g。
これより軽くすると、流れのある場所ではリグが底から浮きやすくなりました。
チニングではボトム付近を通したい場面が多いため、底を取れているつもりでも、実際にはリグが浮いてしまえば狙っているレンジから外れてしまいます。
シンカーは「底を感じられる最低重量」が良さそう
もちろん重くしすぎれば、
- 根掛かりしやすくなる
- フォールが速くなる
- ワームの動きが変わる
- ボトムへの接触が強くなりすぎる
といったデメリットもあります。
そのため、
「できるだけ軽いシンカー」ではなく、「その流れでボトムを把握できる範囲で軽いシンカー」
という考え方が良さそうです。
今回は7gが比較的扱いやすく感じましたが、潮の速さや水深によって5g、7g、10gなどを使い分ける必要がありそうです。
それでも47cmをキャッチ
失敗続きでしたが、最終的には47cmのクロダイをキャッチ。
ヒットしたのは下げ止まり前。
手前のゴロタとその先の境目付近でした。
潮位がかなり下がっていたため、普段は水中に隠れている地形変化も意識しやすくなっていました。それでもアタリは3、4回続きなんとかフッキング。

今回の1枚で学んだのは、単純に遠投して沖を探るのではなく、手前の地形変化がヒットポイントになったこと。まぁいつもこの辺でしかかけられていないのですが。笑
チニングでは飛距離だけではなく、
「どこに魚が付く要素があるのか」
を考えてルアーを通すことが重要なのかもしれません。
今回の荒川チニングで学んだ4つのこと
① リーダーは太さだけでなく長さも考える
障害物が多い場所では、PE本線を守るために長めのリーダーも有効。
② フック強度とドラグ設定はセットで考える
強引にファイトするなら、それに耐えられるフックが必要。ただし太軸化による刺さりへの影響も考える。
③ ショートバイト対策はまだまだ研究の余地あり
ワーム、巻き速度、フックサイズ、フック形状などを今後検証してみます。
④ シンカーは軽ければ良いわけではない
「ボトムを把握できる範囲で軽くする」という考え方が重要そうです。
次回はセッティングを変えて再挑戦

今回は47cmをキャッチできたものの、バイト数やバラシを考えると、もっと魚を獲れた釣行だったと思います。
むしろ1枚釣れたこと以上に、
「何を変えれば次はもっと釣れるのか」が見えてきたこと
の方が大きな収穫でした。
次回は、
- リーダーを長めに取る
- フック強度を見直す
- ショートバイト対策としてフック形状も試す
- 流れに合わせてシンカー重量を変更する
この辺を意識して再挑戦してみます。
同じポイント、同じような潮回りで試して釣果が変われば、かなり面白い検証になりそうです。
今後も荒川で実釣を重ねながら、チニングのタックルやリグ、フック、ポイント選びについて少しずつまとめていきたいと思います。
