今回は、僕が約2年間いろいろな釣りに使ってきたパックロッド、
DAIWA「ブラックレーベル トラベル C73H-5」のインプレです。
このロッドの存在は昔から知っていて、
「いつか海外釣行やビッグベイトシーバスに使いたいなぁ」と思っていたのですが、
台湾へのバラマンディ釣行をきっかけに購入しました。
それから約2年。
台湾のバラマンディをはじめ、高知のアカメ狙い、
ボートでのアカハタ、ライトな青物、ジギングなど、
かなり色々な釣りに持ち出してきました。
実はこのC73H-5、僕にとって人生初のベイトキャスティングロッドでもあります。
その後何本もベイトロッドを購入しましたが、
いまだに使用機会がかなり多い一本です。
結論から言ってしまうと、
「強めのパックロッドを最初の1本として買いたい」人にはかなりおすすめしたいロッドです。
ブラックレーベルトラベル73H-5を購入した理由
購入のきっかけは、台湾へのバラマンディ釣行でした。
海外へ持っていくので、
スーツケースに収まり、それでいて大型魚としっかりファイトできるパックロッド
が欲しい。
そこで選んだのがブラックレーベルトラベル C73H-5です。
遠征に持っていける強めのマルチピースロッドって、
なんだかワクワクしますよね(笑)
そして実際の台湾遠征では大活躍。

こんなサイズが釣れるんだから最高ですよね。
釣りをしたのは1日だけでしたが、
10本近いバラマンディをキャッチし、90cmオーバーも連発。
フルドラグにしたタトゥーラ300からラインを引き出されるようなファイトもありましたが、
ロッドのパワー不足を感じることはありませんでした。
かといって魚を完全に力でねジ伏せてしまうようなロッドでもなく、
しっかり曲がってくれるのでファイト自体もかなりエキサイティング。
「パワーはある。でも釣り味もちゃんと楽しい」
というのが、この時から感じているC73H-5の魅力です。
台湾でのバラマンディ釣行については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
ブラックレーベルトラベル73H-5のスペック
まずはDAIWA公式のスペックを確認してみます。
| 全長 | 2.21m |
|---|---|
| 継数 | 5本 |
| 仕舞寸法 | 50cm |
| 標準自重 | 132g |
| 先径 / 元径 | 2.0 / 14.8mm |
| ルアー重量 | 11~84g |
| ジグ重量 | MAX 240g |
| ナイロンライン | 12~30lb |
| PEライン | MAX 6号 |
| カーボン含有率 | 99% |
| テーパー | F(ファスト) |
スペック出典:
DAIWA「ブラックレーベル トラベル」公式製品ページ
公式ではC73H-5を「ワールドワイドバーサタイル」として位置づけており、
海外のプレデターフィッシングまで想定したモデルです。
実際に約2年使ってみると、この「ワールドワイドバーサタイル」という言葉が
かなりしっくりきます。
実際に持って最初に感じたのは「軽い」こと
初めて持った時に感じたのは、とにかく軽いことでした。
Hパワーで大型魚まで想定できるロッドなのに、標準自重は132g。
非常に軽快で取り回しが良い一方、
魚を掛けるとしっかりロッドにパワーがあります。
また、オールブラックのデザインも個人的にはかなり好み。
派手さはありませんが統一感があり、
長く使っても飽きにくい質感だと思います。
ブラックレーベルトラベル73H-5に合わせているリール
僕はC73H-5の用途によって、主に2種類のリールを使い分けています。
① 22ジリオンTW HD 1000XHL

ブラックレーベルトラベル73H-5に22ジリオンTWHDでキャッチ。いやぁナイスサイズ。このサイズになると引きがエグいですね(笑)
最近一番組み合わせることが多いのが、
22ジリオンTW HD 1000XHLです。
このリール単体でもインプレ記事を書きたいくらい気に入っています。
比較的軽量ながらパワーもあり、
僕はPE1.5~2号を巻いて、
ハタゲームやシーバス、ライトな青物キャスティングなどに使用しています。
C73H-5自体が132gと軽いので、
ジリオンTW HDを組み合わせてもかなり軽快です。
② タトゥーラ300XHL

こちらは台湾のバラマンディを想定して購入しました。
使っているうちにクラッチが少し硬くなってきた点は気になりますが、
かなりタフで気に入っています。
僕はPE4~6号を巻き、
ビッグベイトシーバスやアカメなどの強めの釣りに使っています。
ちなみにDAIWA公式でも、
C73H-5+タトゥーラTW300XH+PE4号という組み合わせが
ボートアカメの使用例として紹介されています。
実際に使っている釣り
ここからは、僕が約2年間で実際にC73H-5を使ってきた釣りを紹介します。
① 台湾バラマンディ・国内ではアカメ狙い

バラマンディにはベストマッチでした!
まず相性が良いと感じているのが、
バラマンディやアカメなどを狙う強めの釣りです。
台湾では90cmオーバー・10kgクラスを含むバラマンディを
このロッドで複数キャッチしました。
ファイト自体は20回以上経験していますが、
少なくとも僕が経験した範囲ではロッドのパワー不足を感じることはありませんでした。
もちろん、障害物のすぐ近くで大型魚を止めるような状況では
さらに強いタックルが必要になる場合もあると思います。
一方、高知ではアカメ狙いにも使用しています。
残念ながらC73H-5ではまだアカメをキャッチできていませんが、
75cmクラスのシーバスは何本も掛けており、
ファイトには十分余裕があります。
また、高知では55cmのチャイロマルハタもキャッチ。
こちらもなかなかのファイトでした。

DAIWA公式でもC73H-5を使ったボートアカメの実釣例が紹介されているので、
このロッドが持つパワーを活かしやすい釣りの一つだと思います。
② ボートロックフィッシュ

そして最近、僕がC73H-5をかなりヘビーユースしているのが
ボートからのハタゲームです。
アカハタも35cmを超えてくるとかなりトルクがあり、
掛けた直後に根へ突っ込んでいきます。
ライトなタックルだと根に入られることもあるため、
掛けた直後にある程度主導権を握れるパワーが欲しくなります。
さらに最近は、大きめのワーム+重めのシンカーを使って
リフト&フォールで広く探る釣りをすることが増えました。
この釣りでは、
リフト&フォールを繰り返せる軽快さと、
フッキング直後に魚を根から離すリフトパワー
の両方が欲しくなります。
その点、C73H-5は軽快さとパワーのバランスが良く、
かなり気に入っています。
実際にC73H-5+22ジリオンTW HD+PE2号でアカハタを狙った釣行はこちら。
▶
【ボートアカハタ攻略】デカワームで良型連発!真鶴で4.4インチを試してみた
また、僕がアカハタを狙う時に使っている
リフト&フォールなどのアクションについてはこちらで図解しています。
▶
【アカハタのアクション】リフト&フォールを図解!反応がない時に試す5つの動かし方
ワームサイズについてはこちら。
▶
【アカハタのワームサイズ考察】良型狙いはデカワームが有効?3.6~6.5インチを考える
③ 出張や海外旅行のお供に
そして、パックロッドならではの使い方がこれです。
最近ではスーツケースにC73H-5を忍ばせて、
出張や旅行の前後に少しだけ釣りをすることもあります。
仕舞寸法はわずか50cm。
専用ケースに入れても僕の環境では約53cmほどなので、
普段使っている機内持ち込みサイズのスーツケースにも収納できます。
※機内持ち込みや預け入れの規定は航空会社・使用するバッグなどによって異なるため、
実際に搭乗する際は各社の最新ルールをご確認ください。
釣りをメインにした遠征なら専用ロッドを何本も持っていけますが、
家族旅行や出張ではそうもいきません。
「もしかしたら少し釣りができるかも」
という旅行にも持っていけるのが、このロッドの大きな魅力だと思います。

旅行に行ったついでに、ちょっとルアー投げたいときにも便利。
パワー的にチニングやエギングのようなライトゲームには強すぎますが、
ロックフィッシュやライトな青物などを狙うにはかなり使いやすいです。
④ ボートゲームのジギング
もう一つ、意外と使えるのがボートからのジギングです。
公式スペックではジグMAX240gとなっています。
ただし僕自身はボートジギングをメインでやっているわけではなく、
実際の使用感としては200gを超えるようなジグになると、
専用ジギングロッドほどの快適さはありません。
逆に言えば、
「ジギングを少しやるかもしれない」という状況ならかなり便利。
ボートジギングをほとんどやらない僕としては、
念のために持っていくジグ数本のためだけに専用ロッドを用意するより、
C73H-5を流用できるのはありがたいところです。
約2年使って気に入っているポイント
① とにかく軽い
これはかなりおすすめしたいポイントです。
Hパワーのロッドなのに132g。
しかも個人的にはロッドバランスが良いからなのか、
数値以上に軽く感じます。
ロッド単体でもバランスが取りやすいため、
22ジリオンTW HDのような比較的軽量なリールとも相性が良いですし、
タトゥーラ300を組み合わせて手元側へ重心を寄せても使いやすいです。
特に一日中リフト&フォールを繰り返すハタゲームでは、
この軽さがかなり効いてきます。
② 魚を掛けてからの「粘り」が気持ちいい
個人的に、このロッドを使っていて一番好きなのがここです。
カーボン含有率は99%ですが、
僕が実際に魚を掛けた感覚ではパキパキした印象ではなく、
魚の引きに対して粘ってくれるロッドだと感じています。
特にバラマンディのヒット直後のダッシュや、
ハタゲームでフルフッキングした直後。
ロッドがグイグイと魚の引きを受け止めながら、
こちらへリフトしてくるような感覚があります。
そして、この「グイグイ感」こそ、
僕がこのロッドを使っていて一番満足する時間。
釣り味が楽しいと言いますか、
大型魚を掛けてロッドが仕事をしている時が幸せな瞬間です(笑)
③ 仕舞寸法50cmが絶妙
ブラックレーベルトラベル C73H-5の仕舞寸法は50cm。
僕の場合、ケースに収納しても約53cmほどです。
このサイズ感が絶妙で、
機内持ち込みサイズのスーツケースにも収納できます。
釣りメインの遠征はもちろんですが、
家族旅行や出張の時に「ちょっとだけ釣りをする」
という使い方にもマッチします。
個人的には、この携帯性だけでも5ピースを選ぶ価値があると思っています。
④ 扱えるルアーの幅が広い
公式のルアー適合重量は11~84gです。
実際に使ってみると軽いルアーもキャストできますが、
個人的には全体的にやや重めのルアーの方が扱いやすい印象です。
僕の場合は30g前後から扱いやすさを感じ、
プラグなら40g前後からかなり軽快に使えます。
また、僕自身は100g前後のルアーを扱ったこともあります。
ただし、これはメーカー公表のルアー適合重量84gを超える使い方です。
メーカー推奨範囲ではないため、
この記事を見て同じ使い方を推奨するものではありません。
個人的には「軽いものも扱えるHクラス」という点が、
このロッドの汎用性につながっていると感じています。
逆に気になるところは?
約2年間かなり使ってきましたが、
正直なところ大きなデメリットはあまり感じていません。
それでも強いて挙げるなら、グリップについては少し好みが分かれるかもしれません。
グリップはもう少し長くても良いかも?
これはロッドの使い方にもよりますが、
大型魚とのファイトで長いグリップを脇に挟むスタイルには向いていません。
台湾でバラマンディを狙った際は、
グリップエンドを肘周辺に当ててファイトする方法を教えてもらいました。
この使い方に慣れるまでは、
大型魚とのファイトで少し安定させにくいと感じる人もいるかもしれません。
一方で、現在はこのグリップの長さが
キャストやルアー操作時の軽快さにつながっているとも感じています。
なので個人的には、
「欠点」というより最初に少し慣れが必要なポイント
という印象です。
他にも何かあるかな?と考えてみたのですが、
約2年使っていて「ここが嫌だから別のロッドに替えたい」と思ったことはほとんどありません。
もっと早く買えば良かったです(笑)
ブラックレーベルトラベル73H-5はこんな人におすすめ
- 初めて強めのパックロッドを購入する人
- 海外遠征でバラマンディなどを狙いたい人
- アカメやビッグベイトシーバスに使えるパックロッドが欲しい人
- ボートロックフィッシュにも使いたい人
- 旅行や出張にもロッドを持っていきたい人
- 1本で色々な釣りを楽しみたい人
逆に、エギングやチニングなどのライトゲームが中心なら、
C73H-5は明らかにオーバーパワーです。
「何でもできる」といっても、
あくまで強めの釣りを中心としたバーサタイルロッド
と考えるのが良いと思います。
まとめ|パックロッドはじめの1本にもおすすめしたい
ブラックレーベルトラベル C73H-5は、
僕にとって人生初のベイトキャスティングロッドでした。
その後、何本もベイトロッドを購入しましたが、
約2年経った現在でも現役。
むしろ台湾バラマンディ、アカメ、アカハタ、
旅行先での釣りなど、使用機会はかなり多いです。
132gという軽さ、50cmという仕舞寸法、
そして大型魚ともファイトできるパワー。
この3つのバランスがC73H-5の大きな魅力だと思います。
専用ロッドにはもちろん専用ロッドの良さがあります。
それでも、
「スーツケースに入る1本で、旅先の色々な魚と本気で遊びたい」
という人にはかなり面白いロッドです。
僕自身、もっと早く買っておけば良かったと思っている一本なので、
強めのパックロッドを探している方はぜひチェックしてみてください。
僕が約2年間、台湾バラマンディ・アカメ狙い・アカハタなどに
実際に使用しているモデルです。
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