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【インプレ】ぶっこみ釣り師憧れの「タマンモンスター」に手を入れた

みなさんこんにちは。釣りタロウです。

今回は道具の紹介です。

2022年からぶっこみ釣りを始めるにあたって、昔から憧れだった竿を買うことにしました。
そう、ダイワの「タマンモンスター」です。

ダイワのHPによると、
”大型タマン・ガーラと渡り合うためのパワフルロッド”と書いてあります。
出典:https://www.daiwa.com/jp/product/xdfgzjj

運良く、年末の安い時期に買うことができました。
だいたい29,000円くらいだったような。。いつも35,000円くらいなのでうまく買えた気がします。うろ覚えですが。

伊豆大島のタマン狙いや泳がせをメインに使っていきたいと思います。

目次

タマンモンスターの基本情報

タマンモンスターは主に沖縄でタマンやGTなどの大型魚を狙う「打ち込み釣り」用のロッドです。

沖縄地方の遠浅で珊瑚礁などの障害物も多いエリアで遠投、大型魚と格闘するので長さがあり、パワーも兼ね備えている、まさに剛竿。昔から存在は知っていましたが、まさか自分が使う日がくるなんてって感じです。

ではそんなタマンモンスターのスペックを見ていきましょう。

これがタマンモンスター。黄色と青のベースに金色の差し色が良い感じ。


スペック

タマンモンスターには実は2種類あり、ライトな8号とヘビーな10号が用意されています。もう一つ上にも12号がありますが、こちらはGTを対象とした「ガーラモンスター」になります。

タマンモンスター:8-52と10-50の2モデル

タマンモンスターの8号5.2m、10号5.0mは長さも違います。どちらも触ったことはありますが、10号は8号よりも一回りゴツい印象です。持った感じも少し違うというか、持ち手も若干太くなります。

タマンモンスター 8号-52遠投
長さ5.2m
継数5
仕舞寸法122cm
重さ540g
オモリ負荷20-40号

◆タマンモンスター 10号-50遠投
長さ5.0m
継数5
仕舞寸法117cm
重さ555g
オモリ負荷25-50号

全体の写真

竿元の先端にはDAIWAの文字が書いてあり、かっこいい。
リールシートは大型リールも見据えてがっちりしてます。尻手ロープをつける管がついているのも◎
竿尻部分。グリップも堅めで太すぎず握りやすいです。私は手が小さめですが、十分扱えます。


全体像はこんな感じ。投げ竿と比較するとたしかにゴツいですが、ただ重くしましたって印象はなく、
投げ竿よりはゴツい磯竿のようなイメージです。

リールシートもガッチリで、これまで5000-10000番までのリールを使ってますがガタツキもなく、しっかり止められています。

管付きなので、そこに尻手ロープをつけます。頑丈でしっかりしているので、強度面も心配ないです。
竿が飛ぶようなアタリが来ても問題ない強度なのは安心ですね。

BKGとの比較

最近はダイワからブッコミ釣り用の「バトルゲーム BKG」シリーズも出てますよね。
釣り場で会った方や仲間で持ってる人がいたので持ち比べしてきました。

BKGのスペック

バトルゲーム BKGには3モデルあります。細かい差はあるかと思いますが、タマンモンスターの8、10号、ガーラモンスター12号と同じような立ち位置かと思います。

BKGの3モデル

◆バトルゲーム BKG MH480
長さ4.8m
継数5
仕舞寸法113cm
重さ505g
オモリ負荷20-40号

◆バトルゲーム BKG H480
長さ4.8m
継数5
仕舞寸法113cm
重さ525g
オモリ負荷25-50号

◆バトルゲーム BKG XH480
長さ4.8m
継数5
仕舞寸法113cm
重さ525g
オモリ負荷30-60号

BKGとの比較

タマンモンスターとBKGを比較した印象ですが、同じようなロッドで意外と違うなあという印象です。


釣りタロウはてきりデザインだけ変えたと思ってました。DAIWAさんすみません…笑

軽いのはBKG


タマンモンスターは8号で5.2m、10号で5.0 mでBKGよりも少し長いです。
竿自体の自重もありますが、タマンモンスターは多少先重りを感じるかもしれません。

今はリールを10000クラスにしているので、バランスが取れて良い感じにはなりました。

重心はBKGの方が手前、手元側にあるので、タマンモンスターよりはBKGがライトな印象です。

リールサイズですが、はじめはタマンモンスターにアブガルシアのカーディナル5000の組み合わせで使っていましたが、ちょっとアンバランスでした。

タマンモンスター8-52は8000〜10000クラスが合うのかなーと思います。もっと大きくても大丈夫そう。

友人はタマンモンスター10-50に10000のリールの組み合わせで使っているので、タマンモンスターは10000、ガーラモンスターは18000とかでも良いかもしれません。


なお、BKGのMHは6000〜8000くらいが適正だと私は感じました。

同じランクならタマンモンスターが強い


タマンモンスターのほうが全体的に「硬め」です。
食い込みではBKGが良いかもしれませんが、大物と対峙するにはタマンモンスターの方が安定感がある印象です。

そして8号においてはタマンモンスターが同ランクのBKG-MHよりも40cm長いんです。竿を持つ側は大変かもしれませんが、長い分竿全体のパワーは上かと思います。

デザインは好み

デザインはどちらも良いので、正直好みによって分かれるかと。


BKGはマットの黒と黄色でシックな感じ、あとは竿先のオレンジも視認性高くて良い感じです。夕暮れや朝焼けの時に見やすいのは◎。

タマンモンスターは光沢あって暗めの青が良い感じ。どちらも良い竿なので、デザインで選ぶのもありですね。なお、BKGはお腹に当てるグリップもついてます。

実際にタマンモンスターを使ってみた感想  

40号のオモリも楽々遠投できる


タマンモンスターには8号、10号、色違いでガーラモンスター12号がありますが、8号が5.2mで一番長いんです。オモリ適正は40号までですが、40号でも快適に遠投できました。

竿が強いので、曲げきる重さを使うか、投げ方でカバーする必要があります。

投げるのはコツが要るようで、しっかりしならせてバットを曲げてからリリースしないと飛距離は出ません。

はじめは30号のオモリでやってましたが、40号くらい重さがあった方が楽に飛ばせます。

3kgクラスまでの魚は楽勝


ここまで書いてなんですが、実はタマンはまだ釣ったことはないんです。ですが伊豆大島の大物とはやり取りしているので、魚をかけた感覚はなんとなく掴めました。

ツムブリ60センチ

60cmくらいでツッコミはすごかったですが、タマンモンスターすごい。後半はゴリ巻きできました。


サバの泳がせでヒットした60センチのツムブリは、はじめはしっかり曲がりましたが、ほぼゴリ巻きで寄せて来れました。

磯竿なのでティップは柔らかく、バットはしっかり硬い印象です。このくらいだともはや勝負にならないくらい。

タマンモンスター、とんでもない竿だな。と痛感した瞬間でした。

ダイナンアナゴ

だいたいの計測で120㎝、3㎏アップのアナゴ。おそらくダイナンアナゴになるらしいです。


伊豆大島での120cmのダイナンアナゴ、ざっくり計測で3kg以上ありましたが、余裕持って引き上げができました。一度根に潜られたのですが、ズルズルと引きずり出せた感触がありました。

3kgくらいの相手になるとようやく竿のポテンシャルも出てきて戦い合えている印象です。

実は以前大島で同じような引きの怪物にPE3号を切られているのですが、そのときはダイワのリバティクラブ25-39にカーディナル5000の組み合わせでした。もっと大きかったようなイメージですが、おそらくダイナンアナゴだったと思います。

タマンモンスターを使いはじめてからは勝負できている感じというか、竿+リールの違いを理解することができました。

ちなみにダイナンアナゴ、首振りすごいので釣り味は満点。皆さんもぜひお試しを。

まだ竿に余裕あるので5kgクラスの大型鯛類や青物、釣ってみたいですね。

追記

先日伊豆でぶっこみをやったのですが、3kgクラスのウツボがガンガン掛かってきました。タマンモンスターは問題なく抜き上げられているので、さらなる大物にも対応してそうです。

【釣行記事】タマンモンスターで大物を釣った釣行はこちらからご覧ください。

根掛かり回避性能


そして根掛かりしない点も良いです。

やはり長い竿らしく根がかり回避性能は高いです。

ショアジギングロッドでもブッコミ釣りをしているのですが、やはり3mとタマンモンスターの5mだと根がかり回数も変わってくるので、オモリや仕掛けの消費にも差が出てきます。

少ない時合を狙う釣りなので、この点はタマンモンスターの魅力ですね。

デザインがかっこいい&ブランド力が高い


私は上で書いた通りタマンは釣ったことないのですが、泣
釣り場でお会いした方には「良い竿ですね!」「タマンモンスター、良いなあ」と言ってもらえることが多いです。沖縄限定ってこともありますけど、ブランド力のある竿って良いですね。

気に入った道具でワクワクしながら釣りができるのも幸せな時間です。

気になる点


これまでは書いてきた通り、タマンモンスターは早くもお気に入りの一本になってますが、気になる点も皆さんに共有できればと思います。致命的なのはないんですけどね。

グリップの短さ


投釣りやショアジギングをされる方はお分かりかと思いますが、グリップが長い方が楽に飛ばせますよね。

タマンモンスターは、慣れれば問題ないのですが、エンドグリップが短いので投げにくく感じる人がいるかも。
また、竿先側のグリップも短いので腰に当ててファイトするにはグリップのない部分を持つ必要があります。

雨の日とか猛暑で汗をかく季節は手が滑るリスクはあるかもしれません。

ガイドが回転する

そして振り出し竿なので仕方ないのですが、キャストするときに投げ方が悪いとガイドが回転します。

気を付けて投げるので、毎投ではないのですが、ぶっこみ釣りは何度もエサを変えて投げ返すので、ガイド回転が発生することがあります。竿が長い分、自分で直すのはけっこう厄介…

慣れれば減っていくと思うので大きな問題ではないです。

まとめ


ここまでタマンモンスターについて紹介しましたが、まさにぶっこみ釣りやるなら買うべき竿。

この竿を買ってから大物がヒットしても自信を持って勝負できるようになりました。

デザイン等も含めて、ブッコミ釣りをやるならおすすめです。

まだまだ本格的には使っていないですが、泳がせ、投釣り、石鯛などにも流用できるようなスペックかと思います。振り出しなので持ち運びも便利です。

みなさんもブッコミやるならタマンモンスター、おすすめです。

ではまた。

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この記事を書いた人

小さいころにハマっていた釣りを再開したアラサーのサラリーマン。仕事の時以外は、だいたい釣りのことを考えています。

休憩時間や通勤は気がついたら釣り動画を見漁るように。船に乗って釣りをすることもありますが、基本は堤防や海づり施設から季節の魚を狙って楽しんでいます。

釣行前の準備と、釣った魚を自分で捌いて食べるのが大好き。自分で試行錯誤した気づきを皆さんとシェアできればと思い、ブログを書いてます。

自分なりの仕掛けや組み合わせを見つけながら楽しく釣りをしています。クエや石鯛、ヒラマサ、GTなど釣りたい魚がたくさん。一つずつチャレンジをしながら、釣りを楽しんでいます。

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