MENU

【伊豆大島】海底図が公開!釣りドコで伊豆大島がマップ化しました!

皆さんこんにちは。釣りタロウです。
今回は少し前から足繁く通っている伊豆大島について情報共有してみます。

何度も通ってきた伊豆大島の堤防の海底を見ながら解説していきます!

目次

海底が見れるすごいサービスがあるらしい!?

皆さんは「釣りドコ」ってご存知ですか?
釣りをやっている人の中には知っている方もいると思いますが、釣りドコは海底図を可視化するサービスです。

釣りをしていると、
・海底はどんな感じなんだろうか?
・どのあたりに投げれば海底に変化があるのか?
・ルアーや仕掛けを投げて必ず根掛かるポイントがある気がする・・・

こんなことはありませんか?
私もこのサービスを知るまでは、海底図が分からないと実際に自分でオモリなどで海底を探ったり、
地元の方に教えてもらったりしながら少しずつ理解するような調べ方をしていました。

そこで便利なのがこの釣りドコ。
伊豆や三浦半島を中心に沿岸部の海底図を見ることができます。

釣りドコとは?

https://turidoco.com/
これが釣りドコ。無料で会員登録できます。この記事で実際に釣りドコの情報を紹介していきます。


今回は伊豆大島の情報を同サイトから取り上げながら何度も通った堤防について解説していきます。

伊豆大島の主要港を紹介します!

それでは大島の主要港を見ていきましょう。
大島には小さなものも入れると多くの堤防、港がありますが釣りをするとすれば以下になるかと思います。

・岡田港
・泉津港
・元町港
・波浮港

では順番に解説していきます。

岡田港

まずは岡田港。フェリーやジェット船のメイン発着港になっています。
水深もあり、背中を高い堤防、向かいを山に囲まれているため、風が回り込まない限り釣りができます。

正面からの風だと少しつらいですが。

※大島は毎日発着港が変わります。基本は岡田港ですが、状況によって元町港になる可能性もあります。

そんな岡田港の海底図はこちら。

これが岡田港。私が青物ならベイトを追いこみやすいなあ、なんて思います。出典:https://turidoco.com/


通っているときから海底はあまり起伏はない砂地だと思っていましたが、なだらかに深くなりつつ沖まで繋がっている地形です。水深は足元で6mくらい、沖まで行くと10m以上って感じでしょうか。海底は砂地なので、あまり根掛かることはなく、ジグ、ルアーやぶっこみは比較的投げやすいと思います。

岡田港のポイントとしては対岸は浅いのですが、堤防の際はいきなり深くなっています。
この断崖絶壁な堤防にメジナや回遊魚がつくことがあるのは、足元でもそれなりの水深を維持することができているからなのですね。

岡田港で釣れたメジナ。34㎝でした。

岡田港では、稀に潮流が早くなることがありますので投げ釣りのオモリやウキ、遠投カゴをやる際は周りの方に配慮しながら流すようにしましょう。
投げ釣りの場合は25〜30号のスパイクオモリか30号以上のホゴオモリ推奨です。

海底図を見てもらえば分かる通り、地形的には変化がないのですが、フィッシュイーター等、ベイトを追い込む側にとっては奥に行くほど袋小路になり捕食はしやすい環境です。過去には遠くの浅瀬でナブラを見たこともありますし、堤防の先の方でも巨大なアオリイカが見えたこともあります。

過去にはカンパチ、ツムブリ、ワラサ等の回遊魚やマダイ、ヒラメ、タマンの姿は確認しました。
いつもいるってよりは良いタイミングで入れればという感じですが、美味しい思いができるのではないでしょうか。

岡田港に初めて来たときに釣れたカンパチの幼魚。小さいながらも強い引きにビックリしました。

先端部にはテトラや敷石が入っているので例外的に根掛かりします。しかもガッツリ。
それでも変化があるのでフカセ師の方や餌釣りには向いていたりします。メジナ、イシガキダイ等はこのあたりがポイントになります。足元や沖関係なく根掛かるのでそこだけご注意ください。私もルアーをなくしました。

岡田港は船の発着場所が変わるので、釣りで使える範囲も変わりますが、最近は堤防の陸側に船が着くことが多いため、とにかく釣りを楽しみたい方には、堤防が「くの字」になっているあたり以降が釣りやすいかなと感じます。

また、小場所ですが堤防付け根の小さな港はアオリイカのポイント。イカ墨が着いていることがあります。この港は漁師の方や漁船も多いので行く際はあくまで使わせてもらっている意識を忘れずに。


岡田港は船から降りてすぐに釣り場に向かうことができるので、アクセスも良く、タイミング次第では可能性のあるフィールドです。

一方注意点もあり、それは漁師の船やフェリー、ジェット船が比較的近くを通る可能性があること。
メタルジグやカゴなら余裕で届く距離を走りますので周りには気をつけつつ釣りをしましょう。夏場はフェリーから子供たちが手を振ってくれることもあります。休憩がてら笑顔で手を振ってみましょう。気分も良くなります。

後、岡田港はゴミが落ちている割合も高いですね。
近くで見ている感じ、メインは観光客ですが、稀に地元の方も放置して帰ったりします。

良識のある地元の方が掃除をしているので大事にはならないのですが、ゴミはしっかり持ち帰りましょう

岡田港で青物を釣った記録はこちらの記事もご覧ください!

泉津港

続いて泉津港です。
青物やマグロの話も聞く最高のフィールドらしいのですが、残念ながら現在は釣り禁止になってしまいました。釣り客ではないのですが港で騒いだ観光客がいたそうです。本当に民度低いのはやめてほしいですねえ。

これが泉津港。沖に向かって一気に深くなっています。出典:https://turidoco.com/

皆さんに見ていただきたいのはこの水深。紫の深いエリアがすぐ近くにあり、非常に魅力のあるフィールドです。

青物やカゴ釣りのメッカがあった理由も良くわかりますね。カンパチやヒラマサは根に執着するとか言いますが、遊泳力を考えると島の周りくらいは周れるはずです。そうなった時に泉津の急激なカケアガリは捕食者側にとっては魅力的なのでしょうね。

再開を祈って待つことにしましょう。

元町港

続いて元町港です。
元町港は大きな一本の堤防でできており、船の発着がなければどこでも釣りができます。
しかもとてつもない幅があるので片側が多少のシケでも、もう片側対応できるのが魅力です。

これが元町港。風が強いと波をかぶるのでご注意を。出典:https://turidoco.com/

元町港は海を正面にして、右側(北側)は比較的根が荒く、左側は砂地です。
夏季以降のタマンはどちらも実績があり、広いためポイントで困ることはないので初心者の方にも一押しです。一方、先端や風を受けている側では高確率で波が堤防に乗ってきます。

ついついよそ見をしているときに大波が来る、なんてこともよくありますので天候や波の高さには常に気を付けてください。ちなみに波がかぶりそうなときに、安全に注意しながら海を眺めると風で流されてきたベイトを食べたいのか、ダツの群れが水面に浮いていることがあります。

元町港では、カンパチ等の青物はもちろん、根魚との出会いも多くありました。下の写真は元町港で釣れた良型のカサゴ。本当では中々出会えないサイズなので、大島の海の豊かさに感動しました。

29㎝くらいの良型。こんなの横浜じゃ中々釣れないサイズ。

30㎝近いカサゴやアカハタ等の実績も多くあるので根釣り&ぶっこみ釣りにはおススメのポイントです。夜は堤防自体が綺麗なので、寝転がって波の音を聞きながら星を眺めてアタリを待つ、そんな素敵な時間を過ごせます。

元町港は島の中心地なので飲食店や宿、温泉等も密集しています。アクセスも良いので是非一度足を運んでみてください。

元町港といえば寿し光さん。いつもおいしくいただいています。

元町港の注意点としては、フェリーや大型船が発着したり、貨物船の出入りの際は発着場所付近から移動が必要なことがあります。係員さんや東海汽船のスタッフの方が声掛けしてくださるので、その際は素直に移動してください。

波浮港

最後に紹介するのは波浮港です。これまで紹介した3つの港は比較的島の上部にあり、それぞれアクセスも良いのですが、波浮港は島の下側にあります。元町港からは車で25分くらい、岡田港からは35~40分くらいかかります。

これが波浮港。沖に一文字堤防がありますが現在は渡船がないので渡ることはできません。出典:https://turidoco.com/

波浮港は図でみると上側のオレンジの堤防部分と、その下の黄緑の堤防の2つに分かれており、オレンジが低く広めの堤防、黄緑の部分は高く細く作られています。基本はオレンジの堤防で釣ることになると思いますが、地元の方を中心に埋まっていることが多いです。

波浮港の魅力は何といっても水深の深さと潮の速さ。画面の紫の部分はかなり水深があるので、少し投げるだけでも一気に深くなり、魚との距離が近くなります。回遊魚が回ってくれば中々良いポイント。

そんな波浮港ですが、大島に来てすぐの方にはおススメしません。たしかに実績はあるのですが「高波」にあう確率が高いんです。釣りタロウが堤防にいるときも、何度か怖い思いをしています。波が来ればよければ良いじゃないか、と思うかもしれませんが、30㎝程度の波でも10㎏近いクーラーボックスは50m以上堤防を転がす力があります。

釣りのプロの方や歴の長い方のブログを見ていると、膝くらいの高さの波でも流される可能性があるようで、腰以上の高さになるとまず体を維持するのは難しいそうです。

堤防の根元には波が来ることはないので、波浮でやりたい方は根元よりでスタートしながら様子を見ることをお勧めします。

また高い方の堤防は海面から8m近くありますので、強風や足を滑らせて落ちないようにしましょう。
夜釣りの際は堤防の高い方はあまりおススメしません。

まとめ

以上、釣りタロウがいつも使っている「釣りドコ」を使って大島の各堤防を紹介してみました。

皆さんもマナーや安全を意識して楽しい釣行を。ではまた!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

小さいころにハマっていた釣りを再開したアラサーのサラリーマン。仕事の時以外は、だいたい釣りのことを考えています。

休憩時間や通勤は気がついたら釣り動画を見漁るように。船に乗って釣りをすることもありますが、基本は堤防や海づり施設から季節の魚を狙って楽しんでいます。

釣行前の準備と、釣った魚を自分で捌いて食べるのが大好き。自分で試行錯誤した気づきを皆さんとシェアできればと思い、ブログを書いてます。

自分なりの仕掛けや組み合わせを見つけながら楽しく釣りをしています。クエや石鯛、ヒラマサ、GTなど釣りたい魚がたくさん。一つずつチャレンジをしながら、釣りを楽しんでいます。

目次