みなさんこんにちは。釣りタロウです。
今回は9月の連休を使って伊豆大島に釣り旅行に行ってきました。
今回はパワーあるタックルでハマフエフキを狙います。
昨年度から何度も通っている伊豆大島ですが、訪れるたびに新しい魅力があります。
今回もたくさんの方から色々教えていただき、釣果も大満足の釣行になりました。
皆さんにも共有したいと思い書きましたので是非見ていってください!
いざ、大島へ出発
土曜の早朝、いつも通り竹芝からジェット船に乗って大島に向かいます。
大島への移動手段:今回はジェットを使用
今回は東京、竹芝桟橋から出港するジェット船を使用して伊豆大島に向かいます。
東京から大島まで2時間弱で到着します。早いし揺れないのでとても便利です。
東海汽船のHP
↑東海汽船はこちらからご覧ください。フェリーやジェット船の時刻表等もあります。
ジェット船で仮眠を取ろうと思っていたのですが、テンションが上がって中々寝付けません。
今回は天気も良く潮周りも大潮なので釣果もついつい期待してしまいます。楽しみ。
結局同行者と作戦を色々話していたらあっという間に大島に到着です。
到着は元町港
今回は元町港に到着しました。毎回到着港が違うのも、粋があってよいですよね。
今回は前回同様、JSオートレンタカーさんにお世話になりました。
いつも元気に話してくれるお兄さんに接客され無事にレンタカーゲット。
さっそく荷物を積み込み、釣り場へと向かいたいところですが、まずは買い出しや情報収集。
今回お世話になるゲストハウスに挨拶に行って、近くのスーパー「べにや」で釣り餌や食料、水を買い込みます。
さあ、ではお昼食べて釣りに行きましょう!
お昼は寿し光さんへ
お昼は今回も寿し光さんへ。いつも観光客で混んでいるのですが、今回は運よくスムーズに入れました。
べっこう寿司、おいしいのでお勧めです。あとはタコのから揚げも絶品。皆さんもぜひお試しあれ。
港に移って釣り開始!狙うはタマン
さあ、港に移動してさっそく釣り開始です。
今回のメインターゲットはタマン。ハマフエフキです。
何度か大島に狙いに来ているのですが、中々顔が見れず、今回は釣れるでしょうか。
何か釣れないかなーと昼間からぶっこみ釣りを開始します。今回のタックルはこちら↓
そうです、本気のタックルを揃えてきました。
前回タマンモンスターで60㎝のツムブリを釣ったのですが、竿は余裕あるものの、
リールは結構力負けしそうな感じもしたので、より強固なタックルを揃えて挑みます。
さあ来いタマン。準備は出来てるよ。
ウツボ地獄スタート
さっそく、昼間からウツボの猛攻が始まります。
タックルが強いので、根に入られようがパワーで引き抜けるものの、明るい時間からウツボのアタリが止まりません。エサは豊富にあるので、ウツボを釣り切る気持ちで、どんどん釣っていきます。
サイズもそこそこなので釣り味は良いのですが、なんせ仕掛けがぐちゃぐちゃに…。
まあウツボに罪はないのでできる限り絡みをほどいてリリースを繰り返します。
いろいろな種類の魚が釣れるのは楽しいですね。(まだいろんなウツボしか釣っていない)
今回は色々エサを持ってきたので、ローテーションしながらあたりエサを探していきます。
しばらくすると、置き竿にしていたサブの投げ竿が大きく曲がりこみました!
ウツボかな?と思いましたが、水面近くになってもぐいぐい引き込みます。
何だろうと思いながら巻き上げると…
イシガキダイです!しかも良型。
いつもは25㎝くらいを釣って喜んでいるので、釣りタロウにとってはナイスサイズ。
胴付き仕掛けでイシガキダイを狙う!
イシガキダイがいるとなれば本命として狙っていきましょう。ということで釣りタロウ特製のタックルを準備します。
イシガキダイ、もちろん専門に狙うなら石鯛竿やかぶせで狙うのが良いのですが、ショートロッドにカワハギ仕掛けでも35㎝くらいまでは取れると思ってます。
今回使用したがまかつの仕掛けはハリス4号と強いので気に入って使っています。
エサは冷凍のアサリ。身持ちも良くエサ取りの猛攻を受けながら本命・イシガキダイのHITを待ちます。
この釣り、大島ではどこでも楽しめるのでとてもおススメ。カワハギ針は針先の鋭い仕掛けなので
扱いは注意が必要ですが、初心者の方にも何かしら釣れる、いつも良い魚を 呼んでくれるお気に入りです。
この仕掛けがこの後大活躍することに…。
その後も小さいスズメダイや、オジサンと戯れながらぶっこみ釣りのアタリを待ちます。
ウツボも一通り釣り切ったせいか、いったん落ち着いています。
大物は突然やってきた!
ぶっこみ釣りの餌をつけ替えて、また胴付きでイシガキダイを狙います。
潮が早いのでオモリ12号でも中々落ちていきません。ようやく底についたと思ったら根掛かりです…。
ハリは4つ付いている仕掛けなので、1つ針がなくなってもまだ釣りはできるため、竿をうまく煽って外そうとします。
フッと軽くなり、よし外れた~と思った瞬間、
「ドンっ」と竿先が引き込まれました。
テトラ用の穴釣りロッドなので、とにかく曲がりまくっています。
なんだなんだ~と思いながら巻き上げてくると、重量感があります。
はじめは抵抗ありませんでしたが、次第に力強い反発を見せます。
これは魚に違いない!と確信して、巻いていくと…
水面にはうっすら赤い影が、、ブダイかな…?
違います! ナイスサイズのアカハタです。
無事にタモ入れしてゲット!
40㎝オーバーのアカハタ登場!
大まかな計測で44㎝、重さは1.5㎏もありました。
尻尾ケガしてなかったら、もう少しサイズあったんでしょうか。。
とにかくすごい迫力です。やばい。めっちゃかっこいいなぁ。
根魚好きの釣りタロウとしては感無量です。
そして大島でいつもやっていたテトラロッドで大物が来たこともうれしい。
実はアカハタは15㎝くらいのしか釣ったことなく、、まさかの良型と巡り会うことができました。
この魚はおいしくいただくことにしました。大島の海よありがとう。
足元にこんなのいるんだから、きっともっと大きな魚もいるはず…。野望は膨らみます。
大満足の釣果を得て夕マズメへ
アカハタでひとしきり盛り上がってついに夕マズメへ。
いよいよタマンや大型魚の行動する時間です。ワクワクが止まらないぞ…。
他の釣竿をしまい、タマンモンスターとサブの投げ竿でぶっこみ釣りを継続します。
エサはイカをメインに、エビやキビナゴをローテーションしながら探っていきます。
ウツボ地獄は続く
暗くなるとさっきまで不在にしていたウツボが復活。
昼間よりもハイペースで大型のウツボがかかってきます。
エサが着底するとすぐにアタリがあり、あっという間に食い込み、今回の遠征のために夜な夜な作ってきた仕掛けがが瞬く間に消費されていきます。
ウツボは厄介ですが、本命がいつか来ると信じて仕掛けを投げ込んでいきます。
またまた大物が登場!
エサをくりかえし投げ込んでいると、ひと際大きなアタリが来ました!
グンッグンッと竿先を大きく引き込むパワーがあります。
明らかにウツボのアタリではないので、タマン?シブダイ?それともクエ?とか
釣り人の都合のよい妄想をしながら合わせ時を待ちます。
大きなアタリがあったタイミングで合わせるとすごい重量感。
10000HのBGでガンガン巻きますが、途中で寝に潜られてしましました。
その後、5分ほど待って強く引っ張ると・・・抜けました!
水面まで強く抵抗を見せたのですが浮いてくるとなんだか細長い。。
なんだウツボか~と思いながら同行者に引き上げてもらうと、なんと巨大アナゴです。
いや~大島はすごいのがいますね。太ももくらいあるような太さと500円玉よりも大きな瞳。
ここまで来るともはや恐怖すら感じます。
アナゴはどうすればよいかわからず、元気なうちにリリースしました。
これは…ぶっこみ釣りめっちゃ楽しい!!!
本命には出会えていないわけですが、釣りを2年くらい前に再開してから、いつか本格的にやりたいと思っていたぶっこみ釣り。大自然の中、パワフルな道具で巨大魚と対峙する、最高の釣りですね。
その後もウツボも戯れながら、夜が更けていきます。
ついに来たタマン!
その後、ウツボやオジサンを釣りまくりながら、ある疑問が浮かびます。
「海藻がハリに引っかかるってことは、タマンはエサを見つけられていないのでは?」
そう思い、近投メインだった仕掛けを遠投に変更していきます。
するとさっそく、同行者にヒット!
これまでのウツボと違い、首を振りながら抵抗しています。
これはタマンじゃないかー!と期待しつつ、巻いてくると…タマンです!
ぶっこみ釣りの先輩から見れば、小さいかもしれないのですが、良いんです。
自分たちで苦労して得た魚は何にも代えがたい喜びと初めの一匹って特別な感情がありますよね。
同行者の笑顔がまぶしい。
※さも自分が釣ったように余韻に浸っていますが、釣ったのは同行者です。
私もエサを付け替え、さっそく遠投します。
するとドラグがゆっくり出るアタリが!
タマンかな…と思いますが、結局食い込まずHITには至りませんでした。残念。
その後も釣れ続ける魚たち
その後も釣りタロウの竿にはアタリが来るのですが、オジサン、オジサン、アナゴ、エイ。
どれもそこそこのサイズなので楽しませてくれます。
そして一見変わった魚も釣れました。
この釣れたイタチウオ。調べてみるととてもおいしい魚とのこと。
次の日に煮つけにして食べましたが、ギンダラのような身質でとてもおいしかった。
見た目に似合わず鱗はびっしりついているので、金たわし等でゴシゴシ落とすとやりやすいです。
まだまだ釣りたいのですが、だんだん夜も更けてきたのでこの辺りで納竿としました。
【釣りのマナー】
釣りを楽しんだ後にはかならず掃除をして帰りましょう。
自分たちの場所ではなくてちょっと横まで掃除すれば地元の方とも仲良くなりますし、次に入る釣り人さんも気持ちが良く釣りができます。
おススメなのは百均の調理用トングを買っておくと糸くずやごみを楽に拾えます。
2日目も同じ港へ!
宿で一休みして、再び釣り場に向かいます。
ポイントは迷ったのですが、昨日とおなじ港に入ることにしました。まずは普段やらないサビキやフカセでぶっこみ釣りの餌を狙う作戦です。
フカセ釣りで様子を見ますが、、大島の魚はレベル高いですね。。針の周りだけ綺麗に食べてえさを取られます。
何度か試行錯誤していると、細い青い魚が高速で泳いでいます。これはムロアジだっ!
サビキを落とすと食いつくも一瞬でハリス切れ…1号ハリスだとさすがに厳しいですね。フカセに切り替えて狙いますが、コマセもアミチューブしかないので試行錯誤しながらうまくコマセと付け餌が同調するように狙っていきます。自分が下手なのですが、なかなかうまくいきません。
何度か試してようやくうまくなじんだと思ったらヒット!思ったよりすごい引きますね。楽しい。
これがムロアジ。青色がとても綺麗です。40㎝くらいありました。
捌いてみるとねっとりしていていかにもアジの刺身って感じです。これはタマンも食べてくれるんじゃないかと期待。
2日目のぶっこみ釣りスタート!
狙いのポイントが空いたので移動してぶっこみ釣り開始です。
さあ2日目、実質最終日なので何とかタマンを釣りたいところ。
今日はショアジギングロッドも使っています。ライトな投げ竿も持っているのですが、昨日の巨大アナゴとか見ちゃうとパワー不足に思えてしまい、タックルも少し変更しました。
先ほど釣ったムロアジ切り身を餌にぶっこんでみます。
するといきなり弩級のアタリがありました。
ドラグもジリジリ出ており、首もガンガン振っているのが分かります。
これは魚だろうと思いながら巻きますが、なんせ重い。
水面に上がったのは、昨日の巨大アナゴよりも大きなウツボでした。期待しちゃった。。
サイズを測る前に海へ帰っていきましたが、昨日の巨大アナゴより重かったので4㎏くらいはありそうな感じです。改めて大島の海すごいな。
そしてウツボって大きくなるとすごい首振るんだ。釣り味としては最高でした。
激流になり中々安定せず
引き続き本命タマンを狙いますが、激流すぎて40号の仕掛けがあっという間に流されていきます。
もはや魚ヒットしているくらいのスピードで緩めたドラグが出ていきます。
休憩しながら餌をつけ投げ続けると、小さめのカサゴ。ウツボ。釣れちゃいけない赤いやつまで。
どんな時も楽しませてくれる大島の海に感謝しながら、釣りを続けます。
中々の爆風になってきたので、そろそろポイントを変えようかと思っていると小さなアタリがありました。
細いですが、釣りタロウにとっては良いサイズのイサキです。なんとタマン針22号に食ってきました。お土産ゲット。
移動して朝まで釣ります!
風が強いので別の港へ移動して引き続きタマンを狙います。
ちょっと前は爆釣だったって聞いたけど、中々うまくいかないもんですねえ。
その後はオジサンやウツボを釣りつつ、朝を迎えます。
明け方になると良型のカサゴが食ってきました。
釣り場でお会いした方によると、35㎝とかでかいのは40㎝近くのサイズもいるらしい。すごいぞ大島。
明け方はポッパーで青物を狙ってみますが、中々反応なく、納竿としました。
大満足の釣行に
結局、自分はタマンと出会えずでしたが、大満足の釣行になりました。
今回も大島を満喫して、帰りのさるびあ丸に乗り込みます。
備忘録
再度訪問すると思うので、学んだことをシェアしておきます。
①ご飯は多めに
釣り場は周りにコンビニないので、菓子パンや非常食等は多めに持っておくことをお勧めします。
②餌も多めに
イシガキダイを狙うアサリ、ぶっこみ釣り用のイカ、魚の切り身は必須です。次回も持っていこう。
逆にエビとかキビナゴは、余裕あればで良いかも。
③SWリールは強い
今回から登場のBGSWですが、圧倒的な安定感でした。皆さんも道具はしっかりしたものを使いましょう。
なんせ1m級のウツボやアナゴもかかってくるので、道具はしっかりしたものを。
④グローブはあったほうが良い
巨大ウツボのほかにも大型のエイやサメもかかってきました。タモが使えればよいですが、サメ等の長物はリーダーをつかんで抜き上げが必要な時もあります。けが防止のためにしっかりとしたグローブも持っておきましょう。指とか、糸巻いたら本当に危険ですしね。
⑤道糸はPEがおススメ
道糸はナイロンも使ってみたのですが、伸びてしまって根掛かりが切りにくい印象でした。熟練者は良いと思いますが初心者・中級者はPEの方が扱いやすいかもしれません。
⑥掃除はしましょう
釣りの後は疲れているかもしれませんが、しっかり掃除して帰りましょう。
地元の方同士でもトラブルになったり、港が釣り禁止になることもあります。
貴重な釣り場ですから、みんなで協力して楽しんでいきたいですね。
ここまでお読みお読みいただきありがとうございます。
また大島にはいくと思いますので、次こそタマンを釣るぞ、と思い帰路につきました。
ではまた。