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はじめて堤防泳がせでマゴチを釣るまでの奮闘記【憧れのハゼマゴチ】

みなさんこんにちは。釣り太郎です。
だいぶ遠回りしていましたが、2022年8月にようやく!!(一年くらいかかって…笑)
はじめておかっぱりマゴチを釣りましたので今回はその内容です。

初マゴチ後もコンスタントに釣れるようになったので、
少しはコツ?が分かってきました。

今回の記事は以下のような方に向けて書いています。

・泳がせ釣りでマゴチを釣ってみたい!

・堤防から大物を狙いたい!


という方向けに書いてみます。

目次

マゴチを狙うぞ!

目の前で釣れるマゴチ

これがマゴチ。なんだか武骨でカッコ良い。

まずはマゴチを狙うようになった背景から。
マゴチ釣りのコツが知りたい!って方は「ようやくマゴチを釣ることに成功!」からご覧ください。

小学生から釣りをはじめ、中学生のときは毎週のように釣りに行き、
高校、大学、社会人になってもたまに釣りには行っていました。
趣味ではあるけど、気が向いたら行く。そんな感じだったんですよね。

転機は2021年7月。友人から釣りに行ってみたい!と言われ、
横浜の海釣り施設に行ってみました。

サビキでコノシロやサバを釣り、ブラクリでカサゴを釣っていたのですが、
夕方くらいから活かしクーラーを持った人が増えてきて、
活きたハゼやウグイでマゴチを釣っていました。

マゴチという魚は知っていましたが、生きてるマゴチの迫力というか、
ハゼで釣るマゴチっていう粋な感じに魅せられ、すっかり憧れの魚に。

自分でもトライしてみることに

その日は見よう見まねでコノシロの身エサを使ってみましたが、
釣れるのはカサゴばかり。。

いつもならメインターゲットのカサゴも、この日ばかりは印象が薄く思えました。ごめんカサゴちゃん…


その年の夏は、活きハゼやウグイを持って毎週のように通ったのですか、
結局マゴチを釣り上げることはできませんでした。難しい・・・

そこから本格的に釣りを再開しましたが、活き餌で狙うマゴチという、
なんとも難しいところから入ってしまったんですよね。

釣れないもどかしさが残るまま、次の年に続きます。。

次の年も苦戦は続く

年が変わり、次の夏シーズンもマゴチを求めて何度も海に通いました。

昨年と比較すると海の中の感覚や今がチャンスだ!という雰囲気?
読むことはできるようになってきましたが、苦戦は続きます。

マゴチの泳がせ釣りで苦労したポイント

それまで釣り経験はありましたが、マゴチを狙うにあたって色々苦労したポイントがあります。
一つずつご紹介していきますね。

エサを確保する必要がある!

こんな感じの活きたハゼなどを餌にします。

まずは生きたエサ=小魚の確保。

当然ですが、泳がせ釣りはエサの確保から始まります。
横浜の施設で現地で生息しているハゼやシロギス、メゴチを釣ってもいたのですが、
いかんせん効率が悪い。ということで、前日に調達、もしくは購入することにしました。

活きハゼの保管方法は別記事にまとめますのでご確認ください!

★活きハゼの用意の仕方&保管方法

購入の場合は近くの釣具店で活き餌を購入しましょう。
ザリガニならペットショップにも売ってますが、かなり割高なのでご注意を。

横浜ならこのあたりでしょうか。

【近隣の活き餌が買える釣り具店】
上州屋 南部市場店

勇竿釣具店

勇竿さんは東扇島西公園の近くにあり有名ですが、
釣り場の混み方もすごいので、私は上州屋を使っていました。

活きウグイやハゼは入荷が未定なことが多く、
3日~前日までに入荷の有無と必要な数があるかを確認しておきましょう。

※運搬の際は温度&エアーの管理をお忘れなく。

根掛かりとの戦い

次に苦労したポイントは根掛かりとの戦いです。
マゴチは完全な砂浜にも生息していますが、根やテトラ周りにも潜んでいることが多く、
仕掛けをシンプルにしても根掛かりが発生します。

根掛かりしそうになっても力でとろうとせず、竿を立てて障害物を越えるようにすると
少しは根掛かりを減らすことができます。

根掛かりした際は、ラインブレーカーなどを使って指が切れないよう、ご注意ください。

サメ、エイ、カサゴ、タコ、イカ祭り

最後の苦戦ポイントは、マゴチ以外のフィッシュイーターの存在です。

特にハゼを使っているとカサゴやタコは積極的にアタックしてきます。

特にカサゴは自分と同じ長さのハゼにもアタックしてきますので、
(釣りとしては楽しいですが)マゴチをターゲットとしたときには外道になります。

またサメやエイはパワーも強く、竿を折られる人も何度か見ています。

ドラグ設定、やり取りには最新の注意を払いましょう。

ようやくマゴチを釣ることに成功!

よく見ると愛着湧きますね。

そして苦労しながらも一年が経ち、ついにマゴチを釣ることに成功しました!

釣り場で教えていただいた名人の皆さんからすれば、ようやくかって感じだと思いますが、
素人なりに苦労したうえで、気がついたポイントがあるのでみなさんにシェアできればと思います。

というのも、マゴチの泳がせ釣りってめちゃくちゃ楽しいんですよね。

釣りをやっている方もそうでない方も、一度経験してほしい。

アタリかな?って瞬間から世界がそこだけになるというか、次のアタリを待つ瞬間かたまらんのです。

こんなことを書いているといつまでも本題にいかないので、そろそろ次に行きましょう。

基本的な仕掛け

左側が道糸。オモリ、サルカン、針のシンプルな仕掛けです。

こちらがおかっぱりマゴチの仕掛けです。

【タックル】
道糸はPE0.8~1.5号、リーダーにはナイロン5~8号程度(20~35lb)を1.5mほど取ります。

【仕掛け】
道糸側から中通しオモリ、ビーズ、サルカンと続き、ハリスはフロロ3~5号を20~50cmほど取ります。

仕掛けのポイント

マゴチの泳がせ釣りでは、ハリスを一番弱い仕掛けにしてください。

以下に良い例、悪い例を載せています。

【良い例】
道糸30lb、リーダー35lb、ハリス20lb

→ハリスが一番弱いので根掛かりの際にサルカンとハリスの間か、
 ハリのチモトで切れる確率が高いです。

【悪い例】
道糸20lb、リーダー35lb、ハリス30lb

→道糸が一番弱いとリーダーとの結束部分、またはリールの手元で切れる可能性が高いです。

※peは1号で約20lb、ナイロンとフロロカーボンは1号で約4lbくらいの強度を持ってます。

毎回リーダーを結び直すのは面倒&何よりテンションが下がるので、
できるだけハリスが弱いようにタックルを組むことをおすすめします。

掛かりの良い針を使う

マゴチ釣りにおいては、海津針という針がオススメです。

丸セイゴやチヌ針も釣れないことはないですか、
アタリがあってほぼフッキングまで持ち込めているのは海津針です。

海津針は13~16号くらいの大きさが使いやすいと思います。
私は13、15号を活き餌のサイズに応じて使い分けています。

マゴチの口を見ると分かるのですが、受け口でぴったりと閉まる構造になっています。

こんな感じでぴったり閉まります。受け口ですごい力で噛みます。

ハゼなどの活き餌を咥えた時にもかなりの力で噛み付くため、刺さりが良い比較的軸の細い針を選んでいます。

ただ、マゴチの引きはかなり強いので、伸ばされない範囲で細くしています。

活き餌は元気なものを使う

次のポイントは活き餌は元気なものを使うことです。

泳がせ釣り全般に言えることですが、針に付けて海へ放った瞬間が一番元気で釣れる可能性が高いです。

活き餌をいれるバケツやクーラーの温度管理はもちろん、
針をつけるときにはタオルなとで優しくつけるようにするなど、
活き餌が少しでも元気に泳ぐように注意しましょう。

誘って「止める」時間が大切!

ここからはマゴチを誘うためのポイントです。

かなりの回数、ボウズをくらった釣り太郎ですが、
youtubeやネットでは「ズルズル海底を引いてくるとヒットしやすい」と書いてありました。

確かにマゴチの活性が高いときは、ズルズル海底を引いても、反応しますが、
私が釣れたときはほとんど「止めて待って」いるときでした。

動かすのはあくまで誘いやマゴチがいるエリアを変えるためであって、
活き餌をマゴチに喰わせるためには止める時間が大切に感じています。

3mくらい巻いては30秒~1分止めて、また3m巻いて、、の繰り返しですね。

活き餌が暴れるポイントを探す

これはマハゼ。ハゼの中ではマゴチの食いも良く、好まれているようです。

活き餌の動かし方は先ほど書いた通りですが、
活き餌を動かしていると急にブルブルッと暴れるときがあります。

活き餌が不自然に反応するときは、仕掛けが根掛かっているか、
近くに活き餌の脅威となるものがいる時です。

まずは活き餌を海に投入して、着低を確認。

ゆっくり引きながら止めて、を繰り返しつつ、活き餌が暴れるポイントを探しましょう。

アワセは最後まで我慢

活き餌か暴れている時はできるだけその場でステイして、反応を待ってみましょう。
このときは糸を張らず緩めずくらいの緩いテンションで待つようにします。
竿先が曲がるかどうかってくらいでokです。

アタリは突然やってきます。

暴れていた活き餌の反応が急になくなります。

張らず緩めずにしていた糸を動かそうと気持ち糸を張ると
「ゴンッ」っと力強く抑えるようなアタリが来ます。

これが来たらマゴチがヒットするチャンスです。
そのまま動かさず、糸を張らず緩めずで待ってください。

そうすると次の「ゴンッ」というアタリが来ます。
そうしたらまた糸を少し巻いて様子を見ましょう。
糸を巻くのはリールハンドル半周くらい、本当に少しで良いです。

このときマゴチは活き餌に噛み付いて少しずつ飲み込んでいます。
針まで口の中にある時もありますが、まだ食べかけの状態です。

ここで合わせるとスッポ抜けることがありますのでもう少し待ってみましょう。

何度かアタリを待っていると、竿先を持っていくようなアタリに変わります。
これはマゴチが活き餌を口の中に完全に入れて、もといた場所に戻ろうと反転する瞬間です。

このときにはほぼ針が口の中にあるので、ついにアワセのタイミングです!

アワセは大きく竿が弧を描くように大きくアワセましょう。

ヒットしたらマゴチの重みのある引きを楽しんでください!

アタリの違い

番外編として、マゴチ以外の魚のアタリも分かるようになりました。
マゴチ以外がヒットしても楽しめますので、特徴を紹介しますね。

カサゴ

カサゴは果敢に食いついてきます。

カサゴはとにかく細かく引きます。

マゴチのゴンッというアタリではなく、ココココッといきなり竿先を引き込むアタリです。

カサゴがヒットすれば、そのまま釣り上げても良いですが、
針にかかっていないときはそのままスルーしても良いです。

カサゴは自身と同じくらいのサイズのハゼにもアタックしてきますので、
活き餌の反応があればそのままマゴチを狙っても構いません。

サメ、エイ

サメやエイも良くヒットしてきます。サメはいきなり餌を持っていきます。
重くスピードがあり、首を振るのでジーッとドラグが出て、また落ち着いて、ドラグが出て、を繰り返します。

一方エイは根掛かりかな?と思うような重いアタリです。ただ重いだけですが、
焦ってドラグを緩めようとして、出ていく糸で手を切らないように気をつけてください。

イネゴチ、小さいマゴチ

これがイネゴチ。分かりづらいですが体の真ん中くらいに白い線が入ります。

マゴチを狙っていると、マゴチの仲間であるイネゴチや小さなマゴチが釣れることもあります。
姿が似ているからかアタリの出方もほぼ同じです。

軽いので、本命ではないと分かりますが、良い練習になるのでぜひじっくり待ってみましょう。

タコ

タコは根掛かりかな?と思うとゆっくり上がって来ます。
タコはハゼが好きなようで、マゴチを狙っていると高確率でヒットしてきます。

タコも美味しく食べられますので、ぜひ持ち帰って調理して見てください。

茹ででおいしくいただけます。ぬめり取りも忘れずに。

楽しく釣って、おいしくマゴチを食べよう!

マゴチのお刺身は絶品です!

以上、ここまでマゴチを釣るまでのポイントを書いてみました。
マゴチ釣りは一度味わうと病みつきになります。

ぜひ、この夏はマゴチの泳がせ釣りに挑戦してみてください。

泳がせ釣りに興味がある方はぜひこちらもご覧ください!

ではまた!

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この記事を書いた人

小さいころにハマっていた釣りを再開したアラサーのサラリーマン。仕事の時以外は、だいたい釣りのことを考えています。

休憩時間や通勤は気がついたら釣り動画を見漁るように。船に乗って釣りをすることもありますが、基本は堤防や海づり施設から季節の魚を狙って楽しんでいます。

釣行前の準備と、釣った魚を自分で捌いて食べるのが大好き。自分で試行錯誤した気づきを皆さんとシェアできればと思い、ブログを書いてます。

自分なりの仕掛けや組み合わせを見つけながら楽しく釣りをしています。クエや石鯛、ヒラマサ、GTなど釣りたい魚がたくさん。一つずつチャレンジをしながら、釣りを楽しんでいます。

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