皆さんこんにちは。
釣りタロウです。
最近は中々ブログを更新できていませんでしたが、仕事に忙殺されておりました(泣)
ただ、釣りはちょこちょこ行ってまして、自分の釣り人生を変えるような魚と出会うことになりました。
自分用の備忘も兼ねて書きますので、長文ですがよろしければお付き合いください。
もし、自分と同じようにショアキハダを狙いたいって方向けに、
どのように苦労しながら辿り着いたかを順を追って書くことにします。
ショアジギングを始める
時は一年ちょっと前の2023年10月。
ほとんど餌釣りしかやらず、ぶっこみ釣りやちょい投げ釣りをやっていたのですが、
一緒に行った釣り好きの友人にルアーをオススメされ、ショアジギングを始めました。
ライトゲームで肩慣らししてからの方が良かったかもしれませんが
ラピード、別注ヒラマサ、リライズ等の名作ルアーたちを揃えました。
PE3号のルアータックルなんてこれまで縁がなかったので、何とも不思議な感じでしたね。
ルアーは小さい頃に、家の近くの運河でエリ10を浮かべてバチ抜けセイゴと
遊んでいた程度なので、タックルの知識も何も無しに始めることになりました。
当時の写真。フッコくらいまでをたまーに釣ってました。
そして、エントリーモデルとして選んだのはドラッガーXのMH。
とりあえず1本のつもりで始めましたが、このロッドは相棒と呼べるくらい、
色んな魚との出会いを作ってくれました。
【ドラッガーXのインプレは是非こちらを!】
https://tsuritaro.com/draggerx-impression/
ショアジギングで初めての魚が!
そしてショアジギング2回目。
メタルジグの違いも分からず、とりあえず釣り場で出会ったおじさんにオススメされた
メタルマル60gを投げてはシャクって巻くを繰り返していた時、モゾーッとするアタリが。
ほとんど引かなかった気がするのですが、足元まで寄せるとショゴでした。
カンパチは泳がせで釣ったことがありましたが、ショアジギング初の獲物になりました。
この時はただ巻きもやってたのですが、ジグをシャクることで良くわからない動きをして、
魚がそれに喰ってくる、その感覚を得られたのが良かったですね。
なんせ、ルアーって釣れない時と思ってましたから(笑)
道具を揃える①:DAIWA DRAGGER BREAK THROUGH 93XH-3
その後もドラッガーXを使ってのショアジギングを楽しんでいましたが、
友人と「磯で本格的にやってみようか!」と話すようになり、もう少しヘビーなタックルを揃えることに。
↓公式の写真も貼っておきます。相変わらずかっこいいな瀬川さん。
引用:https://www.daiwa.com/jp/product/bhmbwyp
そして手にしたのは、当時発売すぐで品薄だったドラッガーブレイクスルー93XH。
あのダイワの瀬川さんモデルのロッドでした。
ちょっとやりすぎたなぁって思いましたが、これも今回のショアキハダに繋がっていくということで。。
インプレ記事は別途書きますが、正直このロッドはまだ自信を持って使いこなせてません。
何回も釣り場でキャスト練習はしているので、そのうち相棒になってくれたら良いなと。
もう少し、ラインスラッグをうまく使えるようになると、プラグも動かしやすくなる気がします。
でも、信頼できる道具を使い、言い訳できない状況を作ることって釣りにとって大切だなと感じました。
ついつい、竿が良かったらなとか考えちゃいますし。
他にも磯に行くためには色んな道具がいります。よければ初めての磯釣行記事もご覧ください。
憧れの瀬川さんと会う
そして2024年2月のフィッシングフェスティバル。
ここでなんと、ショアジギングを始めるきっかけの一人でもある瀬川さんとお会いするわけです。
瀬川さんと一緒に写真を撮ったり、ゆかちりさんとチェキまで撮って大満足でした。
ヒットした時は実際にどの角度で維持した方が良い等のアドバイスまでいただき、
よりロックショアにのめり込むことになります。瀬川さん優しかったなぁ。
そして色んなメーカーの竿を曲げこませてもらい、竿によってもここまで感覚が変わるのかと
ビックリしたことを覚えてます。一日でここまでいろいろなロッドに触れると、それだけで勉強になりますね。
そしてシマノブースでいつも四方山話を聞いている松岡さんともお会いでき、
コルスナリミテッドまで本人に曲げこませていただきました。松岡さんも優しかったなぁ。
冬はひらすらロックショアの練習!
その後は釣りに行くときは磯に立って、ショゴを釣ったり、バラしたり(笑)
はたまた未知の大物にぶち切られたり。少しずつ魚を釣りながら勉強の日々でした。
磯で釣り場に立つためにヘロヘロになりながらも、プラグを投げてジグをシャクリ続けました。
結果は中々出なかったけど、感覚を掴むためには必要な時間だったと思います。
特に地磯はエントリーを何度かしないと慣れないので磯歩きのベースができてきたのもこの頃。
今もヨチヨチ歩きですが、一応動けるようにはなりました。
通いこんだ伊豆大島では、素敵な方&魚との出会いもたくさんありました。
人生初のヒラマサは堤防から。可愛いサイズだけど。
そしてXデー。友人がショアキハダをゲット!
伊豆大島メインだった釣り場もだんだんと分かってきたので、
そろそろもう少し先の離島も見てみようとなり、他の島にも足を運ぶことに。
初回は大荒れで島中探しても釣りができないレベルでしたが、
良い島だったので2回目の訪島でついにその時が!
堤防からプラグを引いていたのですが、当然すぐには釣れず。
一緒に釣りに行っていた友人のプラグを二人でまったり眺めていると、
回収手前でバフッ!!っと水柱を上げて消えて行きました。
え?なんだあれ?なんとなく魚の残像が見えたような。
次の瞬間からけたたましくドラグが鳴り、糸がどんどん出ていきます。
2人とも初めての経験ですが、相手がヤツだとはなんとなく感じていました。
そして水面に上がってきたのはキハダ。
太陽光を反射しながら水面直下を泳ぐ姿はとても美しかった。そしてデカい。
45分の格闘の末、島の皆さんにも助けられてようやく陸上げ。
島民の皆さんにはこの後も大変お世話になりました。
大人になって本気で喜んで抱き合うなんて、中々無いなぁと思います。
これは自分事のように嬉しかった。
この友人。とにかく釣りが上手くて色々教えて貰っていました。
エギングもシーバスもロックショアも常に先を行って私に教えてくれる存在です。
え、餌釣りは私の方が上手いかな、、(動揺)
この時はなんせスケールがデカすぎて、悔しいなんて思わなかったですね。
それより、「堤防からマグロが釣れる」って事実をこの目で理解してしまった訳です。
もしかしたら、私も釣れるかも。なんて。
いつか釣れたら良いなぁが現実になった瞬間でした。
道具を揃える②:DAIWA DRAGGER BREAK THROUGH 910H-3 JS
その後も何度も釣り場に通う中で、ドラッガーXのMHとブレイクスルーのXHの中間くらいのロッドが
良いと考えました。そしてプラグも良いですが、ジグの方も中々面白いかも。
そうしてドラッガーブレイクスルー910JSに手を出します。
このロッド、初めてキャストした時は感動しました。もちろん、93XHも私が性能を引き出せていないだけ
かと思いますが、ジグスペはなんというか、オートマにかっ飛んでいくキャストができるんですよね。
結果的、このロッドでショアキハダを達成することになります。
青物が釣れない時はいつもアカハタに遊んでもらってます。
いつも青物が釣れない時に励ましてくれてありがとう(笑)
釣り場での出会いに感謝。
そして、何度か離島へ通う中でステキなロックショアの先輩2人組に出会います。
釣り場でお会いしたのですが、少し話すだけで分かる人柄の良さ。
離島ルールがあるのかもしれませんが、大体釣り場って勝手に割り込んでくる?人たちが多い中で、
この方々はお互いを配慮したキャストやトレースコース。
なんか素敵だなぁと思ったのを覚えてます。
そして最後に「今度、一緒に沖磯行きましょうよ!」とお誘いをいただき、
人生初の沖磯チャレンジが決まった訳です。
何かと保守的な私は、沖磯怖いなぁと思いつつも、内心ワクワクしてるのでした。
そして話は少し戻りますが、この時の釣行中、
実は食あたりで前半は寝込んでいたのですが、友人はやはり釣りが上手かった。
またキハダを釣ってる訳です。
もはやすごすぎるのですが、一層自分も釣りたいなぁと寝込み中の民宿の布団の中で思う私でした。
ここまで来てしまうと、どうにかして自分も釣りたいなと思ってきました。
ついに舞台は沖磯へ。
そして、月日は巡り、念願叶い沖磯へ渡ることができました。
当日はステキなロックショア先輩&友人の3名と我々2人の5人組です。
2日間の行程だったのですが、初日は海面から高さのある磯へ。
まずの感想ですが、磯渡しも慣れてないしめっちゃ大変でした。
なんとか磯に上がれましたが、もうヘロヘロ。
当日はとても暑かったので、体力もどんどん削られますが、時間も限られているのでやっていきましょう。
朝からみんなで投げ続けますが、全く気配がなかったものの、
昼過ぎに友人がワフーをかけてから海が一気に変わりました。
そして自分が待ち望んでいたその瞬間がやってきます。
自分のプラグを引いていると、水面爆発のド派手なヒット。
今でも海面で魚が横切った残像が目に浮かびます。
いきなりドラグを出されまくり、反撃して浮かせにかかるも、真下の根に一直線。
そのままスタック。ヒラマサかなぁと思いつつ完全にスタックして絶望。
すぐに切ろうかと思いましたが、先輩から粘った方が良いとの助言をいただき、10分くらい待つことに。
この時間もさっきの自分のファイトの不甲斐なさを反省しながら一人しょんぼりしてました。
でも大型魚とのファイトが初めてなので、今思えば当然か。中々頭で考えたようにはいかないですね。
待てど暮らせど動かないので、仕方なくブレイク覚悟で引っ張ることにしました。
せっかくのチャンスがなぁと思いながらひっぱると、なんとズリズリと擦れながらも動く、、
おや?と思いながらも慎重に引っ張ります。
そのまま引っ張り続けるとスタックが外れてゆっくり浮いてきました。
そして、水面に出たのはなんとキハダ。
ヒラマサじゃありませんでした。
水面まで浮いてきたあの瞬間は、この先も忘れることはないでしょう。
仲間にギャフ打ちをしてもらい、無事に磯へ。
ついにやった!
小さいけど、サイズなんてどうでも良くて、念願の魚がついに目の前に。
叫びたい気持ちになるのかなと思いましたが、周りの方への心からの御礼と
目の前の事実を受け入れられない自分がいて、真夏の暑い磯場で妙に冷静だったのを覚えています。
今だから言えますが、ヒット直後からキャッチまで、
ほんと皆さんのアドバイスあってこその魚だったと思います。
キメジサイズですが、憧れの魚を手中にできて最高でした。
とはいえ、足元の不安定さや水中ハエ根のかわし方まで、堤防と比べると磯で魚獲るのはとても難しかった。動画で皆が言っていたことが良く分かった気がします。(絶対経験者と行った方が良いです)
2日目はワフー、シイラも複数ゲット!
2日目はもう一つのターゲットであるワフー、シイラも釣れて大満足でした。
このワフーは自分で巻いたアシストフックでゲット。
「気持ちよくシャクる」ことがヒットにつながると実感。
しかも2連発でワフーゲット。
後半はメータークラスのシイラも入れ食いになり、
大型の魚のアタリから取り込みまで、大きな学びになりました。
マグロは美味しくいただきました。
釣ったキハダは脂こそ少なかったものの赤身で美味い。
色んな料理にして食べました。
最後に。
一年前には夢だと思っていた魚たちを実際に手中に収めて、目の前にするってのは最高に楽しいですよね。
あまりブログを見ていないと思うので、最後に友人にもこっそり一言。
いつも一緒の釣行、ありがとう。同じ熱量で語り合えるのって幸せだなぁとつくづく思います。
最近、バタフライエフェクトという言葉を耳にしました。英語圏で、地球の反対側で蝶が羽ばたくと、
こちらでは竜巻が起きるって意味で、日本で言う「風が吹けば桶屋が儲かる」っえことわざに近いですかね。
今回のキハダも、これまでの数多くのボウズと悔しいブレイクとバラシと、釣り場での縁が繋がって実現したんだと思います。
何が言いたいかと言うと、一年ちょっと前に「一緒に釣りに行きませんか?」とあなたを誘って良かった。
一緒に行った初回の大島で、華麗にプラグでカンパチを釣り上げた時から、今でも憧れの存在です。
ちょっとずつ教えてもらったことを活かして、いつか並べるような大物を釣りたい。将来、出会った先輩たちみたいになれると良いね。
今回は文章ばかりでしたが、お付き合いありがとうございました!
釣りって最高だね。また次回お会いしましょう!
皆さんもステキな釣りライフを。
使用タックル
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ロッド :DAIWA DRAGGER BREAK THROUGH 910H-3 JS
リール :DAIWA 20SALTIGA 8000H
ライン :DAIWA UVFソルティガセンサーX12EX+Si 4号
リーダー:VARIVAS Ocean Record 100lb
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