みなさんこんにちは!
今年に入り、伊豆大島メインだった伊豆諸島遠征も、
少し遠出しようということで、三宅島へ3回ほど遠征してきました。
すっかり三宅島を気に入ってしまったのですが、三宅島への釣行に関しては、
伊豆大島以上に知っておきたいポイントがありましたので、みなさんともシェアしておきたいと思います。
さっそく、次回の三宅島を想像してワクワクしている自分がいます。ではさっそく書いていきます!
三宅島とは?
ご存知の通り、伊豆諸島の一つの島であり、
伊豆大島、利島、新島、式根島、神津島に続いて三宅島となります。
アクセス
三宅島へは東海汽船の橘丸で行くことができます。
季節によっても変わるかもしれませんが、22:30竹芝発の5:00三宅島着です。
これが橘丸。黄色できれいな船体でさるびあ丸とは違う魅力があります。
大島よりも距離は遠いのですが、大島〜神津島を結ぶさるびあ丸とは航路が異なるため、
船に乗っている時間も短いので、思っているよりも早くつきます。
船体は同じくらいの大きさですが、さるびあ丸の方が少し大きい気がします。
大島などと異なり、ジェット船の就航はないのでご注意ください。
また三宅島には3つ港があり、当日の波や風の状況を踏まえて到着港が決まります。
・伊ヶ谷港
・錆ヶ浜港
・三池港
三宅島には2024年2月、4月、5月と三回ほど行ったのですが、三回中二回は「条件付出港」でした。
条件付きとは竹芝ターミナルからは出港するけど、ギリギリまで三宅島には寄れるか分からないよってことらしく、到着20分前くらいまで決まらなかったこともありました。初めての方はご注意くださいね!
欠航に関して
実際は全て就航したのですが、航行中のうねりや波を考えると、毎度着岸してくれる東海汽船には感謝です。楽しみにしている釣行が目の前でなくなるのは悲しいのですが、それも旅ってことで、焦らず行きましょう。
フェリーの揺れに関して
伊豆大島へ行くさるびあ丸は大島までの航路では荒れても大したことないというか、夜行便ではいつも熟睡できるレベルなのですが、三宅島へ行く橘丸では、大島以降三宅島までの区間でかなり揺れることがあります。
橘丸がダメってわけではなくて、海域の問題です。
荒れるときには波の音やアトラクションばりの揺れがあるので、よほど自信がない方以外は酔い止め飲んでおくとよいかと。私は酔いやすいので行きは飲むようにしてます。酔い止めはもちろんアネロン。
でも酔うってよりは波で寝れない、が正しいですかね。
はじめて大揺れしたときは船ごと大破するんじゃないかと心配してましたが三宅島にお住まいの島民いわく、「こんな揺れ序の口だよ~」とのこと。立って歩くのもふらつくレベルなのですが。
さすが島民の方は違いますね。
個人的には黄色い橘丸が中々気に入っています。グッズ買っちゃおうかな。
港に到着したら
港に着いたらフェリーが到着したところから近くの駐車場に向かいます。
人の流れがあるので、どの港についても迷うことはないと思います。
駐車場でレンタカー、もしくは宿の方と合流します。
レンタカーですが、三宅島では2つの事業者があるようですが、
規模的には「コスモレンタカー」さんになると思います。いつも港まで迎えに来てくれます。
レンタカーは三宅島に到着する前にできる限り早めに抑えていただくことをお勧めします!
釣り場
レンタカーもゲットしたらいよいよ釣りスタートです。
三宅島にはフェリーの到着する大型の港が3つ。
それ以外にも小さな港や地磯、今は中々行きにくいですが、有名な沖磯である三本嶽があります。
私は堤防しか回っていないのですが、まずは堤防スタートで良いと思います。というのも三宅島の堤防は他のエリアの地磯、もしくは沖磯並の急流だったりするので、堤防からはじめて様子を見ましょう。
堤防で釣りをするときの注意点
三宅島では東京から到着するフェリーが4:50、東京へ帰るフェリーが13:20頃に入港してきます。
フェリーが入る港はそれぞれ4:00、11:00頃には決まるのですが、
フェリーが入る1時間前からは到着港は立ち入り禁止になります。
釣りをしている場合も荷物をまとめて一度港から出る必要がありますのでご注意ください。地元の方は「そろそろ出てねー」とお声がけいただけますが、片付けに時間もかかるので余裕持って出ましょう。
また入港する港以外は封鎖されており立ち入り禁止になっている場合もあります。
三宅島は堤防工事をしていることも多いので、港が開いていたとしても、もし係員さんに声をかけられた際はすぐに港から出るようにしてください。
港の紹介
伊ヶ谷港
伊ヶ谷港は3つの港の中で一番島の上側にあります。
堤防の突端はショアジギングやイシダイが狙え、堤防根元のサーフではヒラメや根魚が狙えます。
車を止めるところからは歩いて堤防に行くので少し距離があります。
ヒラメやアカハタを狙えるサーフは浅瀬になっていて、堤防先のショアジギングやイシダイポイントは水深があります。超遠投すれば根にかかるかもしれませんが、基本は砂地なので、何度か通った限りは根掛かりは少なめの印象です。
錆ヶ浜港
メインでフェリーが着く港です。
待合所もありますので、雨や風も凌げて快適です。
夜もトイレだけは使えるように開放されているのもありがたいところ。
イシガキダイが簡単に狙える仕掛けはこちらにまとめていますので、ぜひご覧ください。
ダイワ穴釣り専科で狙うイシガキダイ「セコ釣り」をオススメしたい!
ちなみに錆ヶ浜港には大きなクエの頭の剥製が置いてあります。
推定30-40キロはありそうな見た目なので、一度見てみてください。
三池港
おそらく、三宅島の堤防で最大のポテンシャルがある堤防です。
なんせ沖に突き出ているので、ポイントとしてもどこから投げても一級。
青物からアオリイカ、イシダイ、ぶっこみでタマンや根魚まで幅広くできます。
天候には常に注意を。
三宅島に訪れた際、海が荒れているときがあったのですが、
3つのどの港も余裕で波が被っているというか、堤防の存在が見えないくらい荒れていました。
夜釣りやレンタカーで仮眠を取る際はくれぐれも安全なエリアで取るようにしましょう。
レンタカー1台くらいが余裕で流さそうな波を滞在中だけでも何度も見ました、、、命あっての釣りですからね。
タックル
三宅島ですが、ポテンシャルたくさんの釣り場なので、想定外の大物もヒットしてきます。
カンパチなら60-70cmクラス、ヒラマサは10キロオーバー、ときには20~30kgのキハダマグロまで射程圏内に入りますので、それなりのタックルは用意しておくとよいかと思います。
ロッド・リール
私は、
・XHロッドに14000XH、PE6号+リーダー120lb
・Hロッドに6000H or 8000H、PE3 or 4号+80~100lb
・Mクラスロッドに4000XH、PE1.5号+30~40LB
でやってますが、6000番リールでも心配になる相手がヒットしてくる海域です。
ライトタックルでやりたい方はよいですが、PE3号以上のタックルは一つは持っておくと良いかと思います。夢はいつ叶うかわからないですからね。
ちなみに地元の方へ大物用のタックルを聞いたところ
・ショアジギングロッドHクラス以上
・8000番以上のリール
・PE4号
が最低ラインでした。
もちろん、スマやカンパチのみターゲットの方はもう少しライトタックルですが。
以前はPE2号でマグロかけて、ひたすらライン出されて終わり、って方もいましたので。
タックルは後悔ないように選択するべきかと思います。
スパイク
磯でのロックショアの際に使うスパイクですが、三宅島では堤防でも履くことを推奨します。
三宅島の堤防では波を被ることも多く、堤防地面がヌルヌル滑ったり、苔や海苔が生えていることも多いため、普通のスニーカーでは危険です。地元の人はギョサンでやってる人もいますが、怪我してからでは遅いので、、安全装備はしっかりとしましょう。
施設編
最後に三宅島の施設について紹介します。
買い出しはできるときに!
三宅島はコンビニはなく、小さなスーパーが点在しているのみです。
飲食店も少なく、早めに閉まってしまうこともあるので、買い出しは早めに済ませておきましょう。
スーパー土屋
今までとてもお世話になっているスーパー土屋。
お弁当が美味しくて、特にのり弁当は試す価値あり。
比較的大きな部類に入るので、日用品等もおいています。
店員さんもいつも笑顔で優しく接してくれるので、個人的にはオススメのスーパー。
錆ヶ浜港のレストラン
錆ヶ浜港の待合所二階のレストランのカレーも中々美味しいのでお試しあれ。
笑顔の素敵な女性が対応してくれます。
ここのカレーは人参とかぼちゃが入っているのですが、釣りで野菜不足の体には嬉しいんですよね。
近くに来た際はぜひ食べてみてください。(カレーは土日祝限定だったかも)
ふるさとの湯
三宅島に来たらぜひ行きたいのがふるさとの湯。
店員さんも気さくに話しかけてくださるので、ゆっくりできますよ。
まとめ
以上、三宅島について書いてみました。
島民の皆さんも優しい方ばかりですし、
なにしろ大自然の中で釣りをするだけでとってもリフレッシュできます。
ぜひ皆さんも三宅島、行ってみてくださいね! ではまた。