ボガグリップ30lbスペシャル実釣レビュー|2年間使って分かったメリット

結論:ショアから大物を狙うなら、ボガグリップ30lbスペシャルはほぼ必須レベルの装備。
ボガグリップは高い。
しかもここ数年で値上がりして更に高い。(笑)
正規品の30lbスペシャルは4万円台後半。
フィッシュグリップとしてはかなり高額な部類です。
正直、自分も最初は「魚を掴むだけで本当にそこまで必要か?」と思っていました。
ですが、大型ルアーを使う磯からの青物やキハダ狙い、海外遠征ををするようになってから考えが変わりました。
結論から言うと、ボガは“魚を持つ道具”ではなく“最後のトラブルを防ぐ大切な相棒”になりました。
今回は実際に2年間使い込んだボガグリップ30lbスペシャルについて、実釣ベースでレビューしていきます。
この記事は特にこんな人にはおすすめです:
- ショアから大型魚を狙う人
- 磯で安全にランディングしたい人
- フック外しの安全性を重視する人
では今回もよろしくお願いします!
■ボガグリップとは?製造元と強さの理由
ボガグリップは、アメリカ・アラバマ州のEastaboga Tackle Manufacturing Companyが製造しているフィッシュグリップです。
世界中のソルトアングラーに使われている定番アイテムで、単なる魚掴みではなく、
- フィッシュグリップ
- スケール(計量機能)
を兼ね備えたツールです。
実際にIGFA(国際ゲームフィッシュ協会)の記録魚の計測にも使われており、その精度と信頼性は折り紙付きです。
■なぜここまで評価が高いのか
海外レビューを含めて共通して評価されているポイントはこのあたりです。
・フルステンレス構造
海水使用を前提とした設計で、錆びにくく長期間使える構造になっています。
・ネジを使わない構造
ボガは分解可能でありながら、緩みやガタが出にくい設計。長年使っても精度が落ちにくい理由の一つです。
・360°回転機構
魚が暴れてもグリップ側が追従するため、
- ラインのねじれ防止
- フック外しやすさ
に繋がります。
・圧倒的なグリップ精度
海外レビューで多いのがこれです。
「安物は開くが、ボガは開かない」
噛み込みの精度が段違いで、ここが一番の信頼ポイントです。
■ボガグリップの種類とスペック
主なラインナップは以下の3つです。
| モデル | 計測 | 全長 | 重量 | 想定ターゲット |
|---|---|---|---|---|
| 15lb | 約6.7kg | 約23cm | 約280g | シーバス |
| 30lb | 約13.5kg | 約26cm | 約460g | 青物・アカメ |
| 60lb | 約27kg | 約37cm | 約730g | マグロ・GT |
今回使用しているのは30lbスペシャル。
モデルによっては、30lbのボディに60lb相当のグリップ機構が組み込まれており、軽さと強さのバランスが非常に良いモデルです。
■なぜ30lbを選んだのか
最初に悩んだのが「60lbにするかどうか」でした。
結論としてはこうでした。
- 60lb → 強いが重い
- 30lb → 軽くて十分強い
自分のターゲットは
- アカメ
- ヒラスズキ
- ボートシーバス
- 国内遠征の大型魚
このあたり。
GTやマグロ遠征でなければ、30lbで十分対応できると判断しました。
ただ台湾のバラマンディ狙いに行くときに果たして分厚い下顎を掴めるのか?と思い、30lbスペシャルにしました。
■購入の経緯
大型魚を狙う機会が増えてくると、最後のランディングで「ここが一番危ないな」と感じる場面が増えてきました。
特に大型ルアーや太軸フックを使う釣りでは、魚を寄せたあともフックが暴れやすく、手で掴みにいくのはかなり危険です。
そして魚のサイズが上がると暴れるとまぁ大変。。
そのタイミングで、ちゃんとしたフィッシュグリップを探し始めたのがきっかけでした。
どうせ買うなら長く使えるものが良い。そう考えて、最終的にボガグリップ30lbスペシャルを選びました。
■2年間ハードに使ったレビュー
実際に2年間、かなりハードに使っています。
- 海水使用(ほぼ毎回)
- 磯・ボート両方
- 潮被りあり
- 磯で移動の際に押しつぶしたり(笑)
それでも感じるのは精度が落ちないことです。
ガタつきもなく、スプリングの戻りも変わらない。
正直、「壊れる気配がない」という印象です。
使用頻度としても、魚を掴む場面だけでなく、計量や写真撮影のときにも自然と手に取るようになっています。
高い道具ではありますが、2年間使ってみて「高かったけど失敗ではなかった」とはっきり言えます。
■ボガで掴んだ魚たち
■79cmの真鯛

この真鯛は痺れましたね。関東の地磯から釣れちゃうんだから堪らない。
足元での突っ込みが強く、何度も暴れる展開でした。
ミノーが口元についている状況だったので、手を出すのはちょっと怖い場面。
下顎を掴んだ瞬間に動きが止まり、片手で安定して保持できました。
このサイズの真鯛であれば、30lbは完全に余裕です。下顎もかなり分厚いですが余裕のグリップ。
何よりサイズの良い魚に無骨なボガ、これがいいんですよね。
■95cm・12kgのバラマンディ

ボガの購入理由でもあり、一番印象に残っている魚です。
もはやこの写真なんて2本ついてますね(笑)
体高があり、ランディング直前、そしてキャッチ後の暴れまでかなり強烈でした。
特にバラマンディは力の強さ&捻りが強烈なので、大人が体勢を崩すくらいには簡単に首振ります。初めて経験したときは衝撃でした。
正直少し緊張しましたが、
- フレームの歪みなし
- グリップの滑りなし
という感じで、30lbでも余裕を感じるレベルでした。
この魚で「ボガグリップ買っておいて良かったな」と確信しました。
このサイズでも余裕で持てる安心感があります。
正直、ボガグリップがないとこのサイズは怖いですね。腕千切れそうなくらい力強い。(笑)
■51cmの石鯛

石鯛は顎が硬く、グリップの精度が試される魚だと思います。
特にくちばしにかけるので、アルミだとギリギリ音がなって壊されそう、、ですがボガは安心して掴めます。
実際に使ってみても、しっかり食い込み、ズレることもありませんでした。
堤防の他、岩場でも安心して使えたのは大きかったです。
■50cmオーバーの根魚

こちらはアカメ狙いで釣った55cmのチャイロマルハタ。根魚は下に突っ込む力が強く、バラマンディと同じく首振りのパワーがあります。とくに持ち上げた瞬間に暴れると荷重がかかる魚です。
この魚でも不安はなく、“がっちりグリップできている”と感じました。
■錆びないは本当なのか?
結論から言うと、ほぼ錆びません。
ただし、完全にノーメンテで良いかというとそこまでではなく、
- 軽く水洗い
- 乾燥
これくらいはやった方が良いと思います。
それでも、安価なグリップと比べると圧倒的に錆びにくいです。
海水で使う道具としてはかなり優秀です。
■30lbはどこまでいけるか
実体験ベースでの結論はこんな感じです。
- シーバス → もちろん余裕
- 真鯛80cmクラス → 余裕
- バラマンディ12kg → 問題なし
- アカメ15kg前後 → 現実的
- 小型キハダ → 十分対応可能
GTや大型マグロを狙うなら60lbの方が安心ですが、国内大型魚なら30lbで十分戦えると思っています。
■必要な人、必要ない人
■必要な人
- 大型ルアーを使う
- 太軸フックを使う
- 磯やボートで大型魚を狙う
こういう人にはかなりおすすめです。ランディングの安全性が本当に変わります。
■必要ない人
- 港湾の小型シーバス中心
- ネットで十分対応できる
- 計量しない
- シーバスメイン
こういう方には少しオーバースペックかもしれません。
■まとめ
ボガグリップ30lbスペシャルは高いです。
ですが、
- 精度
- 耐久性
- 安心感
この3つは間違いなく価格相応だと感じています。
大型魚を狙うなら、ロッドやリールと同じくらいランディングギアも重要です。
自分にとっては「無くても釣れるけど、あると世界が変わる道具」でした。
■ボガグリップの購入について
現在、ボガグリップ30lbスペシャルは人気のため在庫切れになっていることが多いようです。
見つけたタイミングでの購入がおすすめですが、すぐに使いたい場合は他モデルも十分選択肢になります。
まずは今回レビューしている30lbモデル(通常版)はこちら。
30lbは軽さと強さのバランスが良く、シーバス〜アカメクラスまで幅広く対応できるモデルです。
さらに大型魚狙いで安心感を重視する場合は60lbも選択肢になります。
60lbはやや重量はありますが、GTや大型青物、マグロなどのパワーファイトにも対応できるモデルです。
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